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母子共に感染したコクサッキーウイルスA6による「新型手足口病」 (写真あり)

グリーン155  (40歳代・女性) 2016年03月07日
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病気
手足口病
病院
医療法人社団真理会函南平出クリニック
関連
喉が痛い皮膚の発疹・かゆみ発熱(子供)

8月に当時6カ月の娘と私自身が近年流行している新型手足口病(コクサッキーウイルスA6)にかかりました。

【感染】
お盆休みに、2週間程前に手足口病に罹った姪っ子に会った際にまず娘が感染しました。
直接接触はなく、1m以内には近づいていませんが、姪っ子のオモチャを舐めていたので、それで感染したのかもしれません。

【発症1日目】
姪っ子と接触した翌々日の夜中に、娘が突然泣き始めたので、夜泣きがはじまったのかと思い抱き上げてみると、ものすごく熱くてびっくりしました。
すぐに手足口病だ!と思い、熱を測ると39℃近くでしたが、その時点では水疱・発疹はまだありませんでした。
娘は朝までぐずぐずしていましたが、私のお腹の上に乗せてなんとか寝かせました。
朝病院に連れて行く頃には手足ではなく、オムツが当たる部分に少し発疹が出てきていました。
熱がある割に娘は元気で、あまり愚図ったりもしませんでした。

おっぱいはのどに水疱が出来ていたようで、泣きながら飲んでおり、1分程で口を離してしまう状態でした。
医師には、冷たい方が飲みやすいと言われましたので、搾乳して少し冷蔵庫で冷やして飲ませました。

【発症2日目】
熱は下がったのですが、代わりにオムツが当たる部分の発疹がひどくなってきました。
水疱がつぶれたようになったところもあり、見ていて痛々しかったのですが、本人はケロッとしていました。

【発症3日目】
発疹が顔以外のほぼ全身に広がり、特に脚はびっしりと発疹と水疱で覆われ、衝撃的でした。
指先は赤紫色になっていました。跡が残るのではと心配でした。

【発症4日目】
私が40℃の熱を出し、発症。熱が出る前からノドの違和感がありました。
発疹は娘ほど広範囲にはなりませんでしたが、大きな水疱が手足を中心にたくさん出来、ピリピリとした刺激がありました。
足の裏のものは歩くとやや痛みと麻痺感がありました。
熱は1日で下がりましたが、ノドの痛みが数日続きました。

【発症1週間】
発疹、水疱がポロポロと剥がれてきました。剥くのが楽しかったです。

【1ヶ月後】
娘のツメがはがれました。手足合わせて10本くらい!です。
大きい水疱の跡はまだ残っていましたが、ほぼキレイに治りました。

【その他】
病院では手足口病は他の一般的な風邪と同じ扱いとのことで、隔離等、特に規制はないとのことでしたが、感染力が非常に強く、高熱が出る、発疹もひどい、ノドにも水疱が出来て食事も大変、治った後もツメが剥がれるなど、普通の風邪とは段違いの衝撃があるものでした。
罹った方は、1ヶ月程は感染力があるそうなので、なるべく他の人に移さないよう外出を控えられると良いと思います。
熱が下がっても授乳を含む食事が進まないようであれば、ノドの痛みがあるのだと思いますので、食事は刺激の少ないものを少し冷蔵庫で冷やすと食べてくれると思います。

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