下右5番の根菅治療中。今後の治療について。
つよいこ
（本人・埼玉県・20歳代・女性）
回答：2件
2012年09月04日 21:58投稿
約１年前に下右5番の神経を抜き、その後出産.育児と忙しくなってしまったため被せ物をしないまま(穴が開いたまま)放置していました。
先日、治療途中の歯に少し痛みが出たうえにアゴをポンポンと叩くと響くような痛みも出てきたため歯医者に行って来ました。
初診でしたが(１年前に通院していた歯科ではなく別の歯科にかかりました)レントゲンも撮らずにいきなり歯を低くするため少し削り、その後詳しい説明もないまま針金の様な物でグリグリされて終わりました。
先生曰く、圧が高くなっていた為に痛みが出たとのこと。圧が下がれば楽になりますよ！と言われてその日の診察は終わりました。(この日の投薬はなし。)
しかし、痛みが収まるどころか痛みは増し食事もできず痛さの余り寝られなくなってしまいました。
家にあったロキソニンを飲み保冷剤で冷やさないと我慢できない程です。
次の日朝イチで病院へ。
この日も針金でグリグリされ、膿が出てきているので薬を入れて開放しておきますと言われて診察は終了。
ロキソニン出しておくので痛かったら飲んでね！と言われましたが抗生物質の話しがなかったので、抗生物質は飲まなくて大丈夫ですか？と質問したところ、じゃあ抗生物質も3日分出しとくね。と言われました。
抗生物質を飲み始めて今日で3日目になります。
昨日膿らしき物が出て痛みは大分落ち着いたのですが、今度は頬の内側の底？の部分が痛くなり右の下顎の一部が腫れ、違和感が続いています。(鎮痛剤を飲まなくても我慢できる痛みです)顎の下のリンパも腫れている様な気がします。。
前置きが長くなりましたが。。
・虫歯を放置していると菌が骨に達し骨を溶かしてしまうと言いますが、私の今の状態からして菌が骨を溶かしてしまっている可能性はありますか？
また、レントゲンの画像から骨が溶けているかいないかという事は判断できるのでしょうか。
・膿が溜まっている状態であれば、通常この後の治療はどのような流れで進んでいきますか？
・明後日、歯科に行く予定ですが抗生物質を処方してもらい、痛みが収まるまで飲み続けた方が良いでしょうか？
治療途中のまま放っておいた自分がいけないのですが、歯にこれ程痛みを感じたのが初めてなので虫歯菌が脳や全身に回ってしまい死んでしまうんじゃないかと不安で不安で仕方ありません。
先生方、アドバイスお願い致します。
回答 1
ご質問ありがとうございます。
出産、育児とお忙しかったとは思いますが、治療途中の歯を１年間放置してしまったのですね。特に、穴の飽いた状態のままで、痛みが出てくるのは、かなり虫歯が進行してしまったのではないでしょうか？レントゲン写真がないので、判断しかねますが、根の先に、膿が大量に溜まっていたと思われます。通院中の歯科医院の治療は、正しいと思われます。膿が溜まるという事は、骨の中で炎症が起きているので、リンパが腫れるのも、正常な身体の防御反応です。
今後の治療は、保存可能であれば、膿を出し切って、根の清掃、消毒をして、根の空洞を、密封し、被せ物をします。現在の歯の状態によっては、抜歯もあり得ると思いますが、ご心配されている、虫歯菌が脳や全身に回って、死んでしまう事は、まず起こらないでしょう。早く炎症を治すため、処方された抗生物質は、きちんと飲んで下さい。
回答 2
さん 初めまして
> レントゲンの画像から骨が溶けているかいないかという事は判断できるのでしょうか。
1年ほどの放置ということなので レントゲン画像において根っこの下が黒く膿が溜まっている状態が確認できるかもしれません。 確認できるようであれば骨が溶けているということになりますね。
> 膿が溜まっている状態であれば、通常この後の治療はどのような流れで進んでいきますか？
基本的に顎骨への抗菌薬移行濃度はそれほど高くはありませんので 切開、排膿が最も有効かと思われます。これにより 全体の菌量を減少させると共に 開放させることで病巣に多く存在する嫌気性菌へもダメージを与えることができます。当然 抗生物質も効き易くなります。
> 抗生物質を処方してもらい、痛みが収まるまで飲み続けた方が良いでしょうか？
基本的に症状が安定するまで 飲み続けられて宜しいのではないでしょうか。
歯周病菌と心臓病などの全身疾患との関連性は解明されつつありますが、 歯の根っこの菌で直ちにどうこうということはないと思います。 しかしながらまた放置しておくと更に重篤化する可能性もあります。
今度は完治まで頑張って治療を続けてくださいね!