クラウンをはめた後の歯の痛み
現在アメリカ在住の者です。
今月3日にクラウン(奥歯上右6番)を被せました。その後も違和感があり、肉・ピーナッツ等硬いものを食べると痛みがあります。また冷たい・熱い飲み物は隣(5番)との隙間からしみる感じがあります。普段何も食べていない時は歯が押されているような違和感があり再受診しました。
レントゲンを取ってもらい先生(日本人)から ”歯が死んでいる”といわれました。クラウンを被せるリスクとして起こる現象で個人差により起こる人と起こらない人があると言われました。
治療として今つけているクラウンに穴をあけ、そこから管を通して神経を切る必要があるとの事です。”歯が死んでいる”とはどういう事でしょうか? 個人差でクラウンを入れて間もなく歯が死んでしまうのでしょうか? 神経を切る事で発生するデメリットはありますか? また追加費用を請求されましたがこの治療は妥当でしょうか?
この歯の治療は10月から始まり(歯科検診で虫歯がありました)当初はオールセラミックインレーを入れる予定でしたがうまくはまらず、オールセラミックのクラウンに変更になりました。毎回の治療時間も3時間ほどと長く、また、テンポラリーの歯が入っている間も痛みが激しく、生まれて初めて歯の痛みに耐えられず市販の痛みどめの薬を飲みました。
日本との治療の違いもあるかと思いますが、アドバイスをお願いします。
回答 1
こんにちは、 テンポラリークラウンが入っている時に既に激しい痛みがあった とのことなので 経緯から判断するに もうその段階で歯髄炎(歯の神経の炎症)を起こしていたものと思われます。
むし歯が深かった為か、深く削りすぎた為か だと思いますが、 オールセラミックのクラウンを入れるためには 可也削らなければならない(強度を出すために結構厚みが必要です)ので 歯の神経を残したままでの治療は 可也の冒険だったかもしれません。
歯髄炎の状態のまま クラウンを装着しているようですが、 神経には 歯髄炎に因って 基本的に不可逆的なダメージが残っておりますので 徐々に神経が腐っていったものと思われます。
歯の健康の為には 勿論なるべく神経は温存すべきだとは思いますが、 この場合は もう温存できる状態とは思われませんので 歯の神経の治療をすることは妥当だと思われます。
以後 良い経過、完全治癒 となられることをお祈り申し上げます。
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