保険と自費の部分入れ歯について
現在上左6,7番が無く、インプラントか入れ歯を検討しております。今回は入れ歯についての質問になります。
①保険の入れ歯の場合、金属のクラスプがかかる部分は削る必要があるのですか?レストの部分は必ず削りますか?
②自費の入れ歯でクラスプがないものがありますが、その場合は歯を全く削りませんか?自費の入れ歯にもレストはあるのですか?
レストがあるのなら歯を削りますか?
入れ歯についてネットで調べていたとき、
『初めて入れ歯を作るなら保険の入れ歯をまずは試してみて』
という歯科医の動画を見ました。
入れ歯が口の中にあることを受け入れられるかどうか確かめる、入れ歯で噛むことに慣れるなどの理由を述べられていました。
③もし保険の入れ歯を試して、その後やはり自費の入れ歯にしたくなった場合、削ってしまった歯はどうなるのでしょう。
保険治療で削った部分は埋めてもらえるのでしょうか。
④多少なりとも削ってしまったのだから虫歯になりやすくなりますか。それをリスクと考えるなら保険の入れ歯を試してから自費の入れ歯をいることについてどう思われますか。
ご回答頂けるとありがたいです。
よろしくお願い致します。
回答 1
とむとむさん、歯科医師の楳津(うめつ)と申します。
今回のご質問にお答えするのに「自費の入れ歯」を具体的に決めないと答えられない性質のものです。
自費の入れ歯は、無数の種類があります。
今回は「自費の入れ歯」をノンクラスプデンチャーに限定してお答えさせていただきます。
さらにデザインを左側だけに限定したものにするか、右側まで延ばすタイプにするのかということもあります。
今回は、左側だけの小さい入れ歯にすることに限定させていただきます。
それではお答えさせていただきます。
①私の認識では、部分入れ歯の原則をよく理解していて、入れ歯が上手な歯科医師は歯を削って、しっかりレスト座を形成していると思っています。
②自費のノンクラスプデンチャーにもレストは必要です。
③保険で削ったレスト座を自費でも使うことが多いのではないのかと思います。
もし、使わなければ詰めることも可能です。
④削ってレストをのせることは、確かに虫歯のリスクが増えます。
元々虫歯で歯を失った方の方が歯周病の方より、虫歯のリスクが高いです。
当院では、レーザーを当てたり、フッ素を塗る様な予防処置を行います。
患者さんには、砂糖をなるべく控えていただき、糖質も取りすぎない注意が必要です。
⑤これは出費に対するリスクの問題だと思います。
ご予算内で余裕のある方は、入れ歯の得意な歯科医院で最初から自費の入れ歯をお勧めいたします。
ご予算内ではあるが、値段が高いと感じる方は、保険の入れ歯から始められると良いと思います。
追加:入れ歯とインプラントとどちらにするか悩まれてらっしゃる方は、両方の専門医の話を聞いてから、決められると良いと思います。
虫歯になりやすい方は、予防に熱心な歯科医院で虫歯リスクを下げられることをおすすめいたします。
ご参考になれば幸いです。
質問者からの返信
楳津先生、丁寧に回答いただきありがとうございます。
質問文の自費の入れ歯の設定が曖昧で失礼いたしました。
調べるにつれて疑問が増えてしまうので、思い立った時に医師に質問ができる場があるのはありがたいです。
実際に治療に入ってから後悔しないためにもインプラント、入れ歯について
それぞれ病院に行って相談しようと思います。
ありがとうございました。

