噛み合わせの違和感
一週間ほど前に右下奥歯(7番)の虫歯の治療をしてコンポジットレジン を詰めました。
高さ調整してもらい終わったのですが、噛み合わせに違和感があり低い感じがしています。
高い場合は削って調整ができると思いますが、低い場合にはレジンを盛って調整などは可能なのでしょうか。
それとも詰め直しになってしまうのか不安です。
回答 1
Lilyさん、歯科医師の楳津(うめつ)と申します。
低い感じがするということですね。
低い場合は、詰め直しになります。
ただ、詰め直しをした場合、ちょうど良い高さにするのは非常に難しいです。
おそらく今、低く感じているその量は、アルミホイルの厚さ1〜2枚のくらいだと思います。
もし詰め直しをするとしたら、少し高いくらいで止めておかないと低くなってしまうと思います。
さらに例えちょうど良い高さに調整できたとしても異物である以上、高く感じやすい傾向があります。
つまりちょうど良い高さでも歯に何か異物がくっついた感じが出やすいということです。
Lilyさんは、歯の感覚が鋭い方かもしれません。
感覚が鈍い方より、そういう意味では充填治療にリスクがあります。
一般の方が何事もなく済んでしまう治療も感覚が過敏なゆえに様々な症状や違和感が出てくる可能性があります。
私はそういう方をかみ合わせ過敏症として、治療のやり方を変えております。
虫歯自体は、大したことがなくても充填という歯科治療が、問題を起こしてしまうことがあります。
私の場合は、そういう方にはわずかに高めに充填して、別の日に少し削って調整するということを繰り返します。
実は虫歯で穴が開いた時点、歯を削った時点で歯の位置や顎の位置が微妙にわずかに変化します。
生体は、歯の形態の変化にすぐ反応しますので、本当は治療するは非常に難しいのです。
参考までに付け加えますとコンポジットレジンの欠点は、磨耗しやすいところです。
一番磨耗しやすい7番にコンポジットレジンは本当はお勧めできないですね。
古くなった大臼歯のコンポジットレジンをみますと噛み合っている部分は必ずと入っていいほどすり減っています。
できれば、ジルコニアや金属をお勧めいたします。
結論的には、明かにかなり低いのであれば、ジルコニアや金属での詰め直し。
わずかに低いだけで慣れそうでしたら、当面そのままでも良いと思います。
(長期的にみたら、材料の交換がお勧めです)
ご参考になれば幸いです。
お大事に。

