下顎第二大臼歯の抜歯について
歯周病により吸収されてしまい歯槽骨がほぼ無い状態だそうです。(親知らずは上下左右全て抜歯済み)
処置としては
・望みは薄いが再生療法をしてみる
・抜歯して放置
・入れ歯
・インプラント(歯槽骨がこのような状態なので、施術可能かどうかは不明)
の選択になると言われました。
私としてはなるべく歯を残したいのですが、
このような状態からのインプラントの過程、またその不確実性を聞き、インプラントについては除外。
入れ歯についても日常のそのストレスに耐えられそうにないので除外と考えています。
なので、望みは薄いですが、一度再生療法をかけてみて再生すれば今の歯を維持。再生しなければ抜歯という選択をしようかと考えているのですが、上記の他に考えられる処置はありますでしょうか。
また、仮に下顎第二大臼歯を抜歯したとして、その後放置した際のデメリットを教えていただけませんでしょうか。
担当医からは、食事は前六歯で可能。上顎の第二大臼歯が伸びてくるので、その対処として第一大臼歯と連結させる。抜歯して隙間ができ、空気は通るが最奥歯であるため特に発声、発音には問題なく生活する上で支障はないと思われる、と言われました。
少ない情報での質問で恐縮ですが、よろしくお願いします。
回答 1
ジャポニカス604さん、歯科医師の楳津(うめつ)と申します。
歯周病で最初に悪化したのがこの歯であれば、負担過重が考えられます。
自分の歯ぎしりや食いしばりによって歯周病が一気に進み、歯の周りの骨がなくなっていく病気です。
この場合は、再生療法がうまくいく可能性は低いです。
可能性が低いことを承知された上でやられるのであれば、OKかとは思います。
可能性が低いことを承諾できかねる場合は、やはり抜歯がオススメです。
抜歯後放置によるデメリットは、やはり、上の7番が降りてきて、噛み合わせが悪くなります。
確かに抜歯しても食事には、ほとんど困らないと思います。
ご参考になれば幸いです。
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