保険適用の金属の詰め物について
以前白い詰め物をしてもらったところに虫歯ができ、先生のお薦めで初めて金属の詰め物をする事になりました。しかし、金属の詰め物は時間が経つと金属が錆びて溶け出し、歯や歯ぐきの変色、金属アレルギーなどを引き起こす可能性が高いというデメリットを先程知り、少し怖くなっております。現在は学生でありセラミックにするお金の余裕がありません。そこで質問なのですが、歯や歯茎の変色はどれくらいの期間でなる場合が多いでしょうか?交換が必要な場合はどのくらいの周期でしょうか?もちろん人によっても違ってくるとは思いますが、目安として教えていただけるとありがたいです。よろしくお願いします。
回答 1
パンケーキさん、歯科医師の楳津(うめつ)と申します。
銀歯は、医療費抑制のために60年前に国民皆保険と同時に開発されたの日本独自
の材料です。
韓国にも中国にも銀歯はありません。
そのような材料ですから、優れた材料とは言えませんね。
ただ、国が認可している材料なので劣悪というほどではありません。
さて、金属アレルギーは、アレルギーの人にしか起きません。
指輪、ネックレス、ピアスなどでアレルギーがなければ大丈夫と思います。
ただし、花粉症のように突然アレルギー症状が出ることもあります。
歯ぐきの変色は、神経をとった歯に起きることが多く、詰め物の場合は歯ぐきの
変色は起きません。
歯の変色もあまり起きないと思います。
変色に関しては、あまり心配いりませんが、銀歯そのものの見た目がよくないの
できになると思います。
特に今後、外国に行く可能性が高ければ、海外の方は見たこともない銀歯に驚く
と思います。
とは言ってもご予算の関係がありますから、今回は銀歯にして、いずれセラミッ
クやジルコニアなどの白い材料に交換されることをお勧めいたします。
お大事になさってください。
質問者からの返信
楳津先生ご回答どうもありがとうございます。
詰め物の場合変色する可能性は少ないと聞き安心しました。
まずは銀歯を詰めていただき、余裕ができ次第自然な詰め物に変えて頂こうと思います。
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