銀歯の高さ調整について
一番奥歯の歯と奥から二番目の歯を虫歯治療して、新しく銀歯を入れました。接着した後に一番奥が当たると高い所があり調整してもらいました。でもまだ食べた時にその辺りがカチカチ音がして当たりが強い部分があるので再度咬合紙を噛んでチェックしたら一番奥は当たってない、おそらく当たっているのは二番目と言われ二番目を削りました。すると二番目が低くなった為、今度は三番目が高くなり当たりが強くなってしまいました。一番奥も相変わらずお米等を食べると最後の方になるとカチカチ音がして強く当たっているような部分があります。噛むと当たっているのに、咬合紙では当たってないので一番奥は削ってもらえないのでしょうか?二番目を削ってしまったので一番奥を更に削ると余計噛み合わせが狂いますか?また二番目を低くしてしまったので三番目の高さがどうしても気になる場合、作り直すしか方法ありませんか?その場合、簡単に取り外し出来ますか?もし取り外しの場合二本とも根の治療をした弱い歯なのですが、また削ったりするのでしょうか?
回答 1
さくらさくさん、歯科医師の楳津(うめつ)と申します。
さて、銀歯の高さと噛み合わせですね。
噛み合わせの調整は、難しいものです。
さらにその方その方によって、難しさが違います。
ここからのご説明は、診察していないので仮説になります。
歯科医師がちょうど良さそうと思っても高く感じてしまう傾向の方がいらっしゃいます。
それは、どういう方かと言いますとくいしばりの癖があったり、歯ぎしりの癖があったりする方です。
食いしばっていると歯が少し沈下して、感覚が鈍っていますが、治療中に噛み合っていない期間が長く続くと感覚が敏感になります。
そのために銀歯を入れてすぐは、噛み合っているだけで高く感じてしまう可能性があるのです。
二番目の歯を削りすぎてしまった可能性はありますね。
削ることができても足すことはできませんから、慣れないようでしたら作り変えるしかありませんね。
ただし、作り変えても同じことを繰り返して、また低くなってしまう可能性があります。
作り変える時は、削って壊すような形で外す必要がありますので、簡単とは言えません。
二番目の歯を削って、三番目が高くなったということは、やはり高いのは一番目では無いようですね
また、患者さんの感覚と赤いカーボン紙では、残念ながらカーボン紙の方が客観的に信頼性があります。
今後どうしたら良いかは、費用も含めて主治医とよく相談されてください。
三番目が高く感じるのがどの程度かにもよりますが、その程度によって、即やりかえるか経過観察にするのか決めることになると思います。
少しでも参考になれば幸いです。
お大事になさってください。
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