5,6,7番 金属ブリッジの6番部分の構造について
カテゴリ:
虫歯(ブリッジ)
相談箇所:
[永久歯/下右] 5 (第2小臼歯)、[永久歯/下右] 6 (第1大臼歯)、[永久歯/下右] 7 (第2大臼歯)
【歯の位置を見る】
下6番抜歯で、5,6,7番のブリッジを金属(金または金銀パラジウム合金)で考えています。
ネットで5,6,7番の金属ブリッジの画像を見ますと、
抜歯した6番の部分は、
・全体が金属
・外側の側面だけが白くなっている
の2種類があるようですが、この違いは何でしょうか?
それぞれにメリット、デメリットがあるのでしょうか?
よろしくお願い致します。
この質問は、回答受付を終了しています
回答 1
2018年02月02日 09:09
歯科医師の楳津(うめつ)と申します。
ブリッジの抜歯をした部分(中に浮いている部分)をポンティックといいます。
今回は6番の部分ですね。
ポンティックの部分を白くするメリットは、ほとんどありません。
歯科医院にとっては、金属量が少し少なくてすむので、経費削減につながります。
白くする素材は、ハイブリッドセラミックやレジンが多いのですが
長期的に観察すると変色や歯ブラシによる磨耗が見られます。
金銀パラジウム合金の場合は、保険適応となりますので
患者さんからリクエストはできませんが
金の場合は、少し価格が高くなっても白くしなくてよいと希望をお話されてはいかがでしょうか。
金でも、白金加金(PGA)のほうが、全体が変形しづらくおすすめです。
ちなみにジルコニアブリッジなど金属を使わない方法もあります。
質問者からの返信
2018年02月02日 10:04
楳津先生
早速、ご回答頂き、ありがとうございました。
機能的な違いは無いとのこと、よく分かりました。
前後の歯を削る量を少しでも少なくしたいことと、噛み合わせる上の歯への優しさの点から、自費ならば金と考えていましたが、白金加金(PGA)についても話を聞いてみたいと思います。
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