完全埋伏の親知らずを抜いてから色々起きた弊害について
件名の通りなのですが、完全埋伏だというのに恐怖に耐えながら意識のある状態で抜歯し、骨を削る間の衝撃や横倒しになった歯を切って砕くときの衝撃などを体感しながら手術を受けてきました。
その縫合のときに研修生が手掛けたところで舌の付け根に針を刺された感触があり、そこが施術から1週間以上経ってからチクチクチクチク痛んで、食事には苦労し、話すのも億劫です。
その上更に食べるのに苦労していたら栄養が身体に回らなくなってしまい、抵抗力が落ちたところで扁桃腺が未だ嘗てないほど腫れてしまいました。今は喉の奥からせり上がってくる膿の臭いに辟易としています。高熱で一度病院に運ばれる事態にもなりました。
今は、歯肉炎が口の中の全体に広がって、歯磨きもしゃべるのも苦労している状態です。
ここまで酷くなった原因には、なにが考えられるのでしょうか?
血液検査を別の病院でしてもらったら、歯からの感染症とは考えにくい(5日掛かる検査の半ばではあるが)と言われたのですが。
宜しくお願い致します。
回答 1
歯科医師の楳津(うめつ)と申します。
大変な思いされてらっしゃいますね。
お察しいたします。
おそらく抜歯したときの傷口から
細菌が入って
炎症を起こしていると
考えられます。
酷くなった原因は
傷口からの細菌感染が
止まらず
抵抗力が落ちると
さらに細菌感染が広まってしまった
と考えられます。
手術に問題があったのか
抵抗力が抜歯のときから
落ちていたのか。
両方なのか。
あるいは強い細菌に狙われてしまったのか。
どちらにしても
抗生物質や
消毒剤などを使って
さらになるべく栄養を取って
安静にしながら
治すのに専念されることをおすすめいたします。
歯肉炎が口の中全体に広がっているというのは
抵抗力が完全に落ちていることを意味します。
それでも通常は
抗生物質の服用や点滴(発熱時など)で
時間がかかっても治ります。
お大事になさってください。