Caloo(カルー) - 歯科 Q&A : 「神経治療中ですが、激痛がおさまりません。」

神経治療中ですが、激痛がおさまりません。

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Caloouser66682 (本人・大阪府・20歳代・女性) 回答:1件 2015年06月14日 20:32投稿
カテゴリ: 虫歯(根管治療)口の中の異常(歯の痛み、異常
相談箇所: [永久歯/下右] 7 (第2大臼歯)歯の位置を見る

海外在住です。
4ヶ月前に右下の7番目の歯が痛くなり、海外の歯医者で治療を受けたんですが、その時は虫歯が深いですが、神経を残して治療をするとおっしゃって治療をして頂き、その上からセラミックの被せ物をして治療が完了しました。
それからすぐまた歯が痛くなり、最初は被せ物に慣れるまでは痛いのかな?と思ってましたが、痛みが強くなってきたので、先日もう一度歯医者に伺いました。すると、虫歯がやっぱり
深かったので、神経治療をしましょうと言われ、神経治療をされました。
私はセラミックの被せ物を外してから治療をするものだと思っていましたが、セラミックの上から穴を開け、そこから神経治療をされたようです。治療中も麻酔をしてくださったのですが、とても痛かったです。。。
その夜麻酔が切れてから、だんだん痛くなり治療してから3日が経ちましたが、痛みはおさまらず、食事をしたらかなりの激痛が走るので、食事もできません。。。
鎮痛剤も4時間に1回飲んでますが、痛みがほんの少し和らぐ程度で食事したら痛みます。
顎に触れるだけでも激痛です。
なぜ、こんなに痛むのでしょうか?
来週旅行に行くので、旅行中美味しいものを食べたいのに、こんなに痛いままだと食事も楽しめません。。。。どうしたら痛みがなくなるのでしょうか?
そして、セラミックの上から穴を開けて治療するのは普通の事なのでしょうか?
回答宜しくお願いします。

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回答 1

2015年06月15日 08:49

 神経を取ったのに痛む、しかも激痛!なぜ?頭の中が痛みと はてなマークでいっぱいのことと思います。
恐らく以下のことが考えられます。
①初回の虫歯が深いセラミック治療で神経(神経は正確には歯髄といい豊富な血管を含みます)が既に虫歯菌によってダメージを受けていて、歯髄炎をおこし治療後にもかかわらず痛みが出たと考えられます。
②下の7番であり、麻酔が効きにくかったことから樋状根が疑われます。通常7番は3本の神経の穴があることが多いですが、樋状根は3本の穴が融合したような形状をしており、断面で見るとU(ユー)字形の平べったい1本の歯髄になった形になっています。したがって炎症を起こした歯髄が取り切れず激痛が長引くことがあります。樋状根でなければ、歯髄が取り切れてなくても容易に痛みが取れることがほとんどです。
③セラミックの上から穴をあけて治療するのは、よくあります。特に痛みを取る応急的治療では、ほとんどそうします。

 さて、今後ですが少しでも痛みが引いてきているようであれば、痛い歯は旅行から帰るまで治療せずに抗生剤と抗炎症剤を服用して自然治癒力で痛みが取れるのを待つのが最善の方法です。食事の時はなるべく柔らかいものを反対側で咬むようにして痛い歯でかまないように注意されるのをおすすめいたします。お顔の表面、皮膚上から濡れタオルで冷やしていただくこともおすすめいたします。また、睡眠、休養を十分取り、体調を整えて下さい。
くれぐれも余りの痛さに抜歯を選択するということだけは無いようにしてください。
一日でも早く痛みが取れることをお祈りしております。お大事にしてください。

新宿三丁目北歯科(旧歯科楳津医院) 院長 楳津徳弘

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