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母が乳ガン末期宣告されてからの復活。それまで胸のしこりを数年間放置していました。

みーまま  (30歳代・女性) 2018年02月08日
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病気
乳がん

私は結婚して家をでており、2歳半と、6ヶ月の息子がおります。また、私に兄弟はおらず、実家の両親は顔を合わせれば喧嘩ばかりで家庭内別居状態でした。

そんななか、2017年8月半ばに母が寝たきりでトイレ以外起きてこないと父から言われ、その後8月末に救急車で運ばれ乳ガンの末期、ステージ4の診断を受けました。
それまで元気にバリバリ働いていた母でしたが、突然寝たきりになり、1ヶ月で体は痩せ細り、ガン細胞は胸から脇の下にかけて膿と共に体の外にラフレシアのように花開き、肺や血管、骨にまで転移し、病院に運ばれてきたときにはもうすでに手遅れの状態だったそうです。なぜそこまで放置してしまったのか、医者も家族である私たちも不思議でした。
脳や心臓に転移がなかったのでまだ良かったですが、もう少し病院にくるのが遅かったら本当に手遅れだったかもしれません。
もう手術は施せる状態ではないので、入院中は弱い抗がん剤治療をすることになりました。

入院から1週間。運ばれてきたときは自分で歩くことも出来なかったのに、点滴が外れて自分で歩けるようになり、ご飯もだんだん食べられるようになりました。
そして入院10日で退院。

最初は生死をさ迷った母ですが、2018年2月現在。乳ガン末期ステージ4の宣告をされてから半年経ちますが、先生も驚くほどの回復力で、なぜかガンの数値も下がっているようです。
これは数年前に発見した胸のしこりを放っておいたせいで、ここまでひどくなってしまったからだと先生は言っています。このしこりが悪性ではなく良性だったからここまで回復できたのだと。
今から後悔しても遅いですが、もしそのしこりを取っていればここまでひどくはならなかったと母は言います。

今では自分で洗濯や料理、買いものなど普段通りの生活をしています。
肺にも転移してるので健常者のようには行動できませんが、とても元気です。
また、ガンのせいで開いた傷口は完全には塞がることはありまけんが、だいぶ良くなっているようです。
抗がん剤のせいで髪の毛もほとんど抜け落ちてしまいましたが、普段は帽子を被っているので気になりません。
元気で生きててくれていることが私にとって本当に嬉しいです。

父との仲もこのことで良くなりました。
気づいてからでは遅いということもあります。
乳ガンは本当に早期発見が要です。
若いうちから乳ガン検診を受けるべきです。
乳ガン検診は受けること推奨されているので、これを見た人でまだ受けていないかたは受けてほしいと思います。

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