■親知らずが痛み出したきっかけ
私は、下あごの親知らずが真横に入っています。(画像あり)そのため、隣の歯を押し、歯茎の炎症を起こしているので、ずっと歯の痛みと頭痛に悩まされてきました。
■医師の見解
上記の症状を智歯周囲炎(ちししゅういえん)と言うそうです。
智歯とは、いわゆる親知らずのことを指すそうです。
この親知らずの周囲が、細菌の感染によって炎症を起こす病気です。
歯が完全に萌えなかったり、歯の萌える位置や方向が悪く、斜めに萌えて完全に 出てこないために、食べかすが隣りの歯との間や親知らずの周囲の歯ぐきに入り、不潔になることにより起こってしまうそうです。
■治療の内容
まず、歯ぐきの状態をチェックし、X線写真により歯の萌える方向を調べられました。
検温、血液検査などで炎症の程度を調べます。
その後、口腔内を綺麗に消毒され麻酔を打たれました。
麻酔が効くまで15分程待ちました。
そして、私の親知らずは歯茎から、殆ど露出しておらず
・歯茎を切開
・真横の親知らずを金槌で数個に割る
・割ったあとに取り出す
という作業でした。
麻酔が効いていたので、全く痛みは無く、金槌の大きな響く音が気になったくらいでした。
上あごよりも、下あごの歯の方がしっかり生えるそうです。
私のように、埋没している抜歯は難しいらしく1時間ほどかかりました。
■治療後
抜歯後1時間ほどは、溢れるように血がドクドクと出てきて気分が悪くなってしまいましたが、2時間ほど横になったら、大分回復してきました。
麻酔が1時間ほどで切れてきましたが、すぐに頂いたロキソニンを服用したら、落ち着いてきました。
1週間ほどは、飲食が難しかったのですがそれからは腫れも無く、快適に過ごせるようになりました。
■親知らずに悩んでいる皆さんへ
抜歯と聞くと、痛いイメージしかありませんが、いざ、抜くと毎日の生活がとても快適です。
今まで悩んでいた歯茎や頭の痛みがうそのようになくなりました。
麻酔も完全に効いての抜歯ですので、全く心配ありません。
痛くなったら、すぐに歯医者に行ってくださいね。