最終更新日: 2013年04月23日
記者: 具志林太郎
国立感染症研究所は4月23日に最新の風疹の発生動向調査を発表した。2013年第15週(4月17日現在)における新たな風疹報告者数は1週間で495名となり過去最悪ペースが継続している。先週の感染者数も速報値の460名から540名へ17%上方に修正されており今週の速報値の495名も今後上方に修正される可能性がある。
今週も東京都、大阪府と鹿児島県での増加が顕著である。特に大阪府は先週より急激に増えておりさらなる拡大が懸念される結果となった。鹿児島県も高水準の風疹報告者が継続している。
各都道府県では、東京都、神奈川県、千葉県、石川県(小松市)、茨城県(守谷市)の各市町村で風疹予防接種の助成が始まっているところがある。詳細は下記記事を参照。