Caloo(カルー) - 横浜市中区の手足がふるえるの口コミ 1件
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横浜市中区の手足がふるえるの口コミ(1件)

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横浜市立みなと赤十字病院 (神奈川県横浜市中区)

オベロン738(本人ではない・80歳代・男性)

難病指定医を求めて、父が神経科を受診しました。
診察予約は9:00。
診察前の問診票を提出し待ちます。
しかし10分経っても呼ばれません。
他に診察を待ってる様子の患者もいません。
受け付けに聞きました。
「先生はいらしてるのか?」
と。
「いる。このあと恐らく看護師との問診があるのでもう少し待って」
とのことです。
10:00になっても呼ばれません。
11:00頃になってようやく看護師が詳しく話を聞くとのことで呼ばれます。
家族構成の説明(父の両親や兄弟の享年、死因、生活習慣、生活環境)に始まり、事細かに異変に気がついたことや現在の生活について、聞かれます。
医師と会ったのはそれからさらに時間が経った12:00頃でした。
待ち疲れました。

記録することに拘る医師でした。
こちらの話を聞くと言うよりは、質問にさえ答えればよろしいといった風。
看護師との面談をもとにした記録に一通り加筆を終えると、触診で筋肉の反応を調べます。
素人目にもその作業はとても細かく、真摯な印象を持ちました。
即入院です。

10日程度で「難病」と確定診断の告知を受けました。
初診の医師はおらず、医長と研修医と看護師、リハビリ担当同席で説明を受けます。
説明は分かりやすく「望みがない」こともすぐ理解できました。
今後の生活や治療(といっても進行を遅らせるだけ)については、さらに1週間程度で研修医からの説明を受ける予定でした。
この研修医が残念な人でした。
「こちらから時間を○日に連絡する」
と言ったのに連絡が来ず、その日のうちに病棟に確認すると、緊急連絡先に電話してきました。
当日、カンファレンスルームで指定時間に待っていると30分経っても来ない。
説明は通りいっぺんで、告知の時の医長から聞いた話ばかり。
質問すると所在なげな態度で、
「この病気では無理です!それは不可能です!この病気はこうなるのだからそれはもうできなくなります」
の羅列でした。

病気は診ることができても人は見られない。
そういう印象になってしまいました。
タイトルは、転院して別の病院で診てもらったとしても変わらないであろうと思うところから付けました。
セカンドオピニオンを訪ねることなく、退院したその日に父は旅立ちました。
希望のない病気なので、希望を持たせることもできないことは理解できるし、何事も経験を重ねなければいい医者にもなれないとは思うが、もう少し「話ができる」人を求めたいところです。

来院時期: 2017年06月 投稿時期: 2018年07月
待ち時間: 2時間以上 入院 薬:
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