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家族の名前が分からなくなる。同居していた祖母の認知症について

ゆいママ  (40歳代・女性) 2015年01月29日
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病気
認知症
病院
赤羽根医院
関連
物忘れがひどい

祖母と一緒に暮らしていたのですが、祖母はいつでもテレビの前に居ました。
朝でも夜でもずっとテレビの前が定位置でした。

たまに一人でオセロをしたり、トランプをしたりしていました。
誰も構ってあげていなくて、ただ寂しそうにしていた姿が今でも思い浮かびます。
ある時、学校から帰ってくると「どちらさまですか?」と言われました。ふざけているのかな?と思って、そのまま気にせずに自分の部屋に戻りました。

しかし、私が居間のテレビの前を通ると常に「どちらさま?」「どこの家の子ですか?」と聞かれます。
最初は冗談で言っていると家族全員が思っていました。

しかし、それからどんどん物忘れが酷くなり、ついには家族全員の事を忘れてしまいました。娘である私の母の事を「お母さん」と呼ぶようになったり、父親の事を「おじさん」と呼びます。

時には、フラっと外出して帰ってこない事もありました。
その時は夜中に帰ってきたのですが、これは放置しておくと危険だという事で病院に連れて行きました。

診断結果は認知症・・・。家族全員は覚悟していましたが、実際先生から診断されると少しショックでした。
認知症のお年寄りを受け入れてくれる施設に入れる事にしました。
もっと早く気づいて居れば、進行を遅らせられたかもしれません。私含めた家族全員の責任です。反省しています。みなさんも同じミスをしないようにしてください。

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