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ダイエットによる無月経に。ホルモン剤だけでは月経は復活しませんでした。

海老茶238  (40歳代・女性) 2018年06月12日
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病気
無月経

30歳を過ぎて、これまでで一番体重が重くなっていることに気づいたとき、脂肪燃焼スープというのが流行していて、一週間の決まったスケジュールに沿ってダイエットをするというものがありそれをはじめました。糖質はある程度摂取するものの、かなり偏った食事内容で、それをしながら毎日1時間走ったり、有酸素運動をして2ヶ月で7キロほど落としたところ、2ヶ月目あたりで月経がかなり軽くなっていることに気づきました。

もともと少し重い方だったので、体重が軽くなると月経も軽くなるのか、嬉しいな、ぐらいにしか考えていませんでしたが、次の月には月経がなくなり、まずいことになったと気づきました。

これまで何のトラブルもなかったので、初めて産婦人科へ行きましたら、案の定、無理なダイエットによる無月経と診断されました。急に痩せたことによって脳が飢餓状態と判断し、妊娠しないように排卵するホルモンを出さないようになっているため、月経がこないということでした。これをカウフマン療法と言って、薬でホルモンを投与し、人工的に月経をこさせ、体にリズムを思い出させるということを数ヶ月することになりました。

毎日ホルモン剤を飲み、人工的に月経を越させていましたが、薬でこさせるだけでは根本的な治療にはならず、結局そのままでは月経は復活しませんでした。その間もずっと低糖質ダイエットは続けており、負荷の高い運動を毎日続けていました。

1年以上カウフマン療法を続けましたが、それでは妊娠できないままなので、子どもを授かりたいと考え、体へのストレス、運動の負荷を減らし、糖質の摂取量を増やし徐々に薬を減らしてみることになりました。一方で不妊治療を得意とする鍼にも通いました。すると1−2ヶ月後から月経が復活。その後薬をやめてもしっかりとした月経が来るようになり、体調も整いました。また体重も増えませんでした。ある程度の運動は続けながら、バランスの良い食事をし、体への負担を減らさなければ排卵・月経はこないままでした。幸いその1年後には妊娠でき、無事出産できました。

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