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起立性調節障害。朝礼で立っていると、気分が悪くなり嘔吐した学生時代。

mint_ice  (40歳代・女性) 2016年06月26日
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病気
起立性調節障害急性嘔吐、脳貧血

※毎回ではなく、たまに発症。(体質)

発端は、小学校への入学。
でもまさか、その後の長い学生生活に付いて回ることになるとは…
思ってもいなかった、起立時の気分不快について。

先生や周りの友達にもずいぶんと迷惑をかけてきたようで、学生生活上、欠かせない朝礼の時間が恐ろしかった。
しかも、当の本人としては、全くわからないままに…
気分が悪くなってからは、コトが急展開してしまったようで、朝礼がある日は憂鬱だった。

◇発症~自覚
学校に入学すると、ある程度の時間、立っていなければならない朝礼がある。
しかし、これが後々、こんなに尾を引くことになろうとは… 
小1の私は、何も感じていなかった。

困ったことに、幼かった私は、朝礼で皆と一緒に立っていると 気持ちが悪くなって吐いてしまうことが重なった。
これこそ、先生や友達に対して、惨憺たる大迷惑である…。

しかも、保健室に連れて行かれてからも、気持ちが悪くてさらに吐いてしまい、親が呼ばれたり、これが引き金になって自家中毒の発作が始まったりと、アクシデントが続いたので、朝礼中は先生にマークされるようになった。

こうして、幼いながらも、小学生になってから、“朝礼 イコール 気持ちが悪くなる”、という連鎖が自分の意識に芽生えるまで、それほど経たなかったように思う。
しかし、漠然と「朝礼はイヤだ…」という思いは根付いていたものの、これがその後の学生生活で尾を引くことになろうとは、全く意識していなかった。

◆症状
本人としてみれば、“気持ち悪い…” と思ってから、急速に悪化する。
としか、言いようがない。

前兆としては、なんだか、(ムカムカというよりも)ドキドキ… 胸騒ぎがしてきて、私の場合は冷や汗がドっと吹き出す感覚なのだが、とても自主的に並んでいる列から抜け出すとか、先生の所に行くなど、余裕はなかった。
それに、間に合ったとしても、朝礼はシーンとして話を聞く場面なので、気分の悪さを知らせるようなことはできない雰囲気に包まれていたと思う。

そして、確か中学生あたりになると、周りの友達によく言われていたのだが、顔が真っ青になっているらしい…。
本人は、わけわからなくなっているのだが、大勢の生徒達に混ざっている中から先生方に察知されて救出されるので、やはり離れていてもわかる位に、顔の色が変わっているらしい。

◇対策
中学~高校時代は、先生方に「気分が悪くなったら、とにかくしゃがみなさい!」と言われていた。
しかし、私の場合は、(ヤバそう…。)と思ってから急速悪化に至るので、気付いたら保健室で寝かされていたパターンで、思春期はどうしたものかと、本当に困っていた。
なにしろ、音楽の授業中、合唱を起立で行っている際にも、倒れたので…。

◇関連性
小~中学校時代は、病み上がりで登校した時は、朝礼への出席が免除されていた。
実際、多大な迷惑かけてしまうので。
特に小学校の時は、倒れるよりも気持ちが悪くなる…印象しかない位、吐き気と嘔吐に襲われるパターンで、保健室の先生に迷惑をかけてしまった。

私は、乗り物酔いがひどい(← 小1のバス遠足で散々な目に遭い懲りて以来、学生時代の遠足は全て不参加で通したほど、むしろ乗り物酔いの方こそ深刻だった…。)から、こうなるのか…? とも自己分析をしたこともあったが、どうやら直接的な関連性はないらしい。

しかし、持病の自家中毒とは、自律神経の系統で関連性があるらしく、親からも言われていた。

成長して中学生になると、倒れてもしばらく保健室で寝かされ、保健の先生から「OK!」が出れば授業に戻れることもあった。
しかし、小学校の時は、全滅だったような…。
倒れて保健室で目覚めた後は、とにかく気持ちが悪くて… 帰宅後に発作が始まってしまうこともあったので。

◇普段
普段は、とても元気で活発に過ごしていた。
ただ、本人は無意識だったものの、ときどき顔色の悪い日があるらしく、友達や先生方から よく「大丈夫?」と声がけされていた。

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