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診療案内

アレルギー性鼻炎、スギ花粉症、いびき対策

スギ花粉症を含むアレルギー性鼻炎に対して様々な治療をしております。
花粉の時期以外でも可能な治療法もありますのでどうぞご相談ください。

1.通年性アレルギー性鼻炎
ダニやハウスダスト等、一年中室内にあるアレルゲンが原因で症状が引き起こされます。
いびきも通年性アレルギー性鼻炎で鼻粘膜が腫れて睡眠中に鼻が詰まることが原因であることが多いと言われます。

【薬物療法】
第一選択は鼻噴霧用ステロイド薬です。
鼻粘膜にダニやハウスダスト等のアレルゲンが付着することでくしゃみや鼻水などの症状が出現しますので、鼻粘膜での反応を抑えることで症状を軽減できます。
ステロイドを使うことに抵抗がある方がいるかも知れませんが、内服と異なり、鼻噴霧では体内に移行するのは1%未満とごく僅かで、眠気も出現しません。
鼻噴霧で効果が不十分な場合に、抗ヒスタミン薬や抗ロイコトリエン拮抗薬などの内服薬を併用します。

【レーザー手術】
ダニやハウスダスト等のアレルゲンが付着する鼻腔粘膜を焼灼して、アレルギー反応を起こさせなくすることで、鼻症状を大幅に軽減できます。
アレルギーが軽度だったり、年配の方は鼻腔粘膜の再生が遅いので効果が長持ちしますが、重症だったり若い方は効果が短い場合があり、効果の持続期間には個人差がありますが、一般に数年間は楽に過ごせます。
水曜午後に予約制で行っています。残念ながら、妊娠中の方には行えませんが、授乳中の方には行えます。

【アレルゲン免疫療法】
・舌下免疫療法(3歳以上)
アシテアとミティキュアという2種類のダニエキス錠があり、どちらか1種類を舌の下に入れ、アシテアは2分間、ミティキュアは1分間保持した後に飲み込みます。
初回は院内で投与し、2日目以降は毎日自宅で行います。
季節を問わず開始できます。
アレルギー性鼻炎だけでなく、喘息の根治療法としても効果があります。

・皮下免疫療法(5歳以上)
舌下免疫療法と効果は同等です。毎日、舌下免疫療法を行うのが難しい方に行っています。
こちらもアレルギー性鼻炎だけでなく、喘息の根治療法としても効果があります。


2.スギ花粉症
スギ花粉症が原因で鼻だけでなく、目やのどの痒み等の症状が引き起こされることもあります。

【薬物療法】
鼻症状に対しては通年性アレルギー性鼻炎と同様に、第一選択は鼻噴霧用ステロイド薬で、効果が不十分な場合に、抗ヒスタミン薬や抗ロイコトリエン拮抗薬などの内服薬を併用します。
目の掻痒感には点眼薬を使用します。
1種類で効果が不十分な場合には、2種類以上併用する場合もあります。

【レーザー手術】
通年性アレルギー性鼻炎と同様に鼻腔粘膜を焼灼して、アレルギー反応を起こさせなくすることで、鼻症状を大幅に軽減できます。
スギ花粉症の症状が出現すると、鼻水が多くて十分に焼灼できない場合があるので、スギ花粉の飛散開始前に行うことをお勧めします。
効果は数年維持できますので、スギ花粉の飛散直前の冬でなく、前年の夏や秋に行った方が、術後、かさぶたで一時的に鼻が詰まっても口呼吸でのどを痛めることがありません。

【アレルゲン免疫療法】
・舌下免疫療法(3歳以上)
シダキュアというスギ花粉を含むエキス錠を舌の下に滴下投与すねとすぐに溶けますので、1分間保持した後に飲み込みます。
最初の1週間が2,000JAUという量で、2週目からは5,000JAUに増量して毎日舌下投与します。
初回は院内で、2回目以降は御自宅で行います。
長年、スギ花粉症だと思っていても、実際にスギ花粉症でなければ効果がなく、無駄な治療を続けることになります。
従って、スギ花粉症であることを血液検査で確認した後に開始します。
過去に検査した方は改めて血液検査をする必要はありません。
スギ花粉が飛散していない時期(6月~12月)に開始する必要があります。
鼻だけでなく、目やのどの痒みにも効果があります。

・皮下免疫療法(5歳以上)
舌下免疫療法と効果は同等です。毎日、舌下免疫療法を行うのが難しい方に行っています。
鼻だけでなく、目やのどの痒みにも効果があります。

各種予防接種

公的予防接種も任意予防接種もいずれも行っています。
御希望の方は事前にお電話で予約して下さい(※インフルエンザのワクチンは在庫が十分にありますので、予約不要です)。
在庫がある場合は当日接種可能ですが、在庫がない場合も1~2日で取り寄せできます。
体温が37.4℃以下でしたら接種可能ですので、御自宅で検温して御来院下さい。
同時接種できる組み合わせもありますので、御希望の方は問い合わせて下さい。

【生ワクチン】
●MRワクチン(はしか・風疹混合ワクチン)
●麻しん単独ワクチン
●風しん単独ワクチン
●水痘ワクチン
●おたふく風邪ワクチン

【不活化ワクチン】
●四種混合ワクチン(ジフテリア・破傷風・百日咳・ポリオ)
●三種混合ワクチン(ジフテリア・破傷風・百日咳)
●二種混合ワクチン(ジフテリア・破傷風)
●日本脳炎ワクチン
●Hibワクチン(インフルエンザ菌b型)
●A型肝炎ワクチン
●B型肝炎ワクチン
●子宮頸がん予防ワクチン
●ポリオ不活化ワクチン
●小児用肺炎球菌ワクチン
●高齢者肺炎球菌ワクチン
●インフルエンザワクチン

◆インフルエンザワクチンについて
一般診療の日に加え、水曜午後にも接種できます。
インフルエンザのワクチンは在庫が十分にありますので予約なしでも接種できますが、順番予約を御希望の方は通常の診療と同様にiTICKETから御予約下さい。
可能であれば御自宅で体温を測って頂き、来院後、問診票に御記入下さい。37.4度以下なら接種できますので、当院のHPより問診票をダウンロードして記入し、持参されても結構です。
【一般の方】
1回目、2回目いずれも3,000円です。
13歳未満の方は、1回目を接種した1から2ヶ月後に2回目を接種して下さい。
【65歳以上の方】
市から指定された10/15から12/28迄の間、実施致します。
自己負担金は2,500円です。
2回目を御希望の方は一般用で接種できます。
小平市以外の方も接種できますので詳細はお電話でお問い合わせ下さい。

漢方

当院では保険が適用される漢方薬を使った治療も行っております。
漢方と西洋医学は車の両輪のように、お互いを補完する治療と位置付けられています。
漢方は人間本来の自然治癒力を高めます。
何となく体調がすぐれないにもかかわらず、検査では異常が認められない未病という状態で漢方薬を使うことで、早期に体調を回復できる場合もあります。
自然治癒力を高め、体質を改善することで、病気を治すのが、漢方の基本的な考えです。

耳鼻咽喉科で漢方治療が有効と考えられる症状
1.反復するめまいや耳鳴
2.メニエール病で難聴が進行
3.花粉症やアレルギー性鼻炎
4.慢性副鼻腔炎(蓄膿)
5.のどの痛みから扁桃炎を反復
6.口内炎
7.喘息の発作

西洋薬が効かなかったり、効いても眠気などの副作用があって内服しにくい場合は、一度漢方薬をお勧めします。
同じ病気でも、患者さんの体質(漢方用語で証と言います)が異なると、選択する漢方薬が違ってきます。

気軽にお問い合わせ下さい。

レーザー外来

アレルギー性鼻炎に対してあまり薬を使いたくない方は鼻の粘膜をレーザーで焼く手術で症状を大きく緩和させることができます。
レーザー手術を御希望の方は、水曜午後が手術日なので、お電話で御予約下さい。
こちらで解説動画を御覧下さい。
https://www.youtube.com/watch?v=1xssN67kdLY

レーザー外来の診療時間

診療時間
 
 
14:30-18:30
 
 
 
 
 

レーザー外来の医師・スタッフ紹介

  • 村川哲也 院長
    麻酔をして焼きますので、痛みは殆どありません。
    保険適応で3割負担の方が約7,000円です。

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