Caloo(カルー) - 胆石発作か急性胆嚢炎かわからず胆嚢摘出手術のため入院した。 : 病気体験レポート
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胆石発作か急性胆嚢炎かわからず胆嚢摘出手術のため入院した。

doron2000  (40歳代・女性)

4,530views 2015年02月25日投稿 13votes 0comments

胃が相当荒れているのかなと思い、かかりつけで診て頂いた所、胆嚢炎の疑いがあると言う事ですぐに西神戸医療センターを受診。炎症は少しあるが緊急オペではなく様子をみようという事で自宅へ帰りました。

翌日の受診で炎症の反応がおさまった為、このまま様子をみるか予約をして術前検査を行って胆嚢を摘出するかだが、このような発作がある場合は摘出することがおすすめとされ、摘出手術を受けることになりました。
以前は検査の一つ一つを担当の窓口を行き、別々の日に検査(採血だけ違う日なんてざら)でしたが、そのあたりはずいぶん改善され、検査はスムーズに終了。このあたりは患者さんからの要望もあり(相当評判も悪かった)ので改善されたんだと思います。

ただ困ったのは入院の連絡が遅いことでした。先生からは3ヶ月後くらいとは聞かされていて用意はしていましたが、病院からの連絡は「あさって来て下さい」と言われてびっくりしました。たしかにベットの空きのない状態だと入院管理は難しいとは思いますが、あと何人目なのでもうすぐとかもう1本連絡があればなぁ。これから改善していきませんかねぇとつぶやいたところ、入院の説明時にお渡ししたものに書いてますとばっさり言われました。

金曜日に入院して、月曜日の手術だったのですが、土日は家に帰りますかと聞かれこれもびっくり。金曜日入院される方は土日に帰られる方は多いですよ~と言われたので、もちろん私も土曜日の午前から日曜日の昼過ぎまで自宅に帰りましたがこれもはじめに聞いていればなぁと思いました。

手術は腹腔鏡手術、先生の説明もとても丁寧で家族も私も安心して受けることができました。おなかに開ける穴は4箇所、見た目はどれも1cm程度。手術は全身麻酔なので本人は手術室に歩いて手術台に自分で乗っかり、そこから先は覚えていません。
手術が終わったらすぐに起されます(目を覚まされる)そこで終わりましたよ~と声をかけられ、返事はしたのですが、そこから(たぶん病室のベットに移される)病室までエレベーターに乗せられたり、その記憶がありません。麻酔が完全に切れていないのでずいぶん眠いような感じでしょうか。その後も途切れ途切れの意識しかありませんでした。ですので痛みもまだわからない状態です。
意識が少しはっきりして痛いかなと思った段階で痛み止めの座薬も入れてくださいました。夜は睡眠剤かなにかを点滴してもらったので何度も看護婦さんが着てくださって時々起きましたが、痛みでおきる事はありませんでした。

翌朝からおへそのあたりが一番痛かったです。もう起き上がっていいですよと言われても、おなかに力を入れれば痛いですし、どうやっておきようとベットの上で少し悩みました。
ただ痛みはたぶん帝王切開や盲腸の方がもっと痛いと思います。
食事は翌朝からお粥(ペースト状)からスタートしました。病院食で小さなドラ焼きなども出ましたが、病院食では一度も下痢になることはありませんでした。

私の友達は同じように胆嚢を摘出したとき、お見舞いに持ってきてくれた苺大福をどうしても食べたくなって割りと大きいのを1つ食べたところ、ひどい下痢をしたそうなので、私は病院食以外は口にしないように注意をしました。

翌日には歩行できるようになりました。ただ、歩くとおなかにひびいて痛いので、傷口のあたりを軽く手で押さえて歩くといくらか痛みが軽減されました。
同じサイズの穴のように見えますが、胆嚢を取り出したおへそのところがお腹の中で大きくメスを入れることになるので、ほとんどの方がおへその傷が痛むと教えていただきました。

ドレーンがはいる場合や、開腹になるケースもあるようですが、わたしは至って順調で、月曜日手術をして、金曜日退院となりました。1パーセントの確立で癌が見つかる場合もあるので病理も出しましたが、そちらも問題なし。退院後の診察でこれにて終了の予定でしたが、わたしは傷のうち1箇所、なぜかやけどのような傷になってしまい、かさぶたが剥がれて、大きなクレーターになってしまいました。
縫ったほうが綺麗に治ると縫って頂いたのですが抜糸する前に糸がとれてしまって、またぱっくりクレーターになってしまいました。
糸がとれてしまった日は担当の先生の外来もなく、仕事もあったため、近くの外科に行って診ていただきました。やけどは一度乾燥してしまうと治りがおそく、湿潤療法という傷が早く綺麗になおるといわれている専用の保護材でその後は治療を続けましたが残念ながらその傷口だけは跡形が残りました。

出てきた石は米粒の半分より小さなものが10個程度。この程度の石が悪いことをしたのかどうかよくわかりませんが、あのような痛みにもう悩まされることがないと思うとすっきりします。

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