痛み止めがきかない胃痛は急性胆のう炎。入院して摘出手術。 (写真あり)

3/2　朝から胃痛だと思い町医者で痛み止めをもらい、一旦痛みが治まって２～３時間後に激痛。同じ病院に駆け込み痛み止めの注射をしてもらうが、完全に痛みが治まらない。３～４時間経って収まり、病院で胃カメラの予約をして帰った。

その後痛みはなく、3/6に胃カメラで検査を行うも、小さな胃炎は見つかるも、潰瘍等は見つからず、先日の胃痛が何か分からなかった。最後に先生が一言・・・「胆石かなぁ？」

後々検査に行かないと思っていたが、その２日後の3/8の夕食後２時間後に再び胃痛が始まる。

痛み止めをもらっていたが、ほとんど効かず、何とか翌朝まで我慢して病院に行こうと思ったものの、午前３時頃になって我慢できず、救急病院へ電話をして通院。

しかし、夜中のこともあり、症状を話しても細かい検査は出来ず、痛み止めの注射だけで、検査は朝の受付をしてからとのこと。

3/9　痛みは相変わらず、診察を受けて３時間～ＭＲＩ・ＣＴ・エコー・レントゲンetc　検査に検査を重ね「胆石症」と診断。即入院の必要性はわからなかったが、痛みが続いたので入院することにした。結局痛みが引いたのは昨日の痛みが始まって約18時間後。

入院その日から絶食にて水もＮＧ。点滴生活が始まる。また、炎症の為微熱が続き抗生剤も点滴。

3/16　手術

急性胆のう炎ということで、胆のう摘出手術である。

早ければ腹腔鏡手術で小1時間で終わると聴いていたが、炎症がひどく切開手術に切り替わり、約4時間もかかったらしい。本人は麻酔で寝ていたから知る由もない。

お腹を切開とは、思っていた以上に痛かった。術後麻酔が切れそうになる度に激痛。直ぐに看護師さんを呼び鎮痛剤（注射or座薬）をもらう。

状態は常点滴状態。尿道に管入りバルーン。胆汁の量を観るため右腹よりドレイン。絶対安静。

術後2～3日はしんどかった。痛みと微熱が続き、点滴に抗生剤。

3/17　尿道の管を取り尿瓶対応。

3/19　トイレ移動OK

3/20　水分摂取OK

3/23　食事3分粥～OK（約1週間の主食はお粥だった）　点滴終了。
　　　胆汁を調節するウルソデキシコール酸を飲み始める。ちなみに約半年程のみ続けなければならないらしい。
　　

3/27　胆汁の量が減ってきた為、右腹から出ていたダレインを短くカット。これにより大分ストレスがなくなる。痛みは大分治まり、痛み止めは夜だけ飲むようにしている。またシャワーもOKになる。

3/31　初の外出許可。自宅に帰り所要が済み再び病院ヘ。まだまだ普通に歩けず。

4/6　造影剤をドレインへ流しレントゲン検査。ほとんど塞がっているようで、ドレインを3cm切って様子を見るようだったが、直ぐにドレインが自然と抜けてしまった。（これについて特に問題はなし）

4/8　傷口もほぼ塞がり退院。

約1ヶ月の入院だった。

退院後も傷口は多少痛くてむりが出来ない。入院により筋肉がそぎ落とされたので、取りあえず毎日歩くことにしている。


胆汁は肝臓で作られ脂肪の分解に必要で、胆のうを摘出しても胆汁を蓄える胆のうを失うだけで、大きく支障はない。ただ、その蓄えがないだけに、多量の脂肪分を摂取した際に、消化が追いつかず、おなかを壊すことがあるようだ。

食事で食べてはいけないものは無いが、脂っこい物は避けるほうがベター。（因みに、入院中におやつでドーナツのオールドファッションを食べた後に下痢をした。）今後は暴飲暴食を避ければ、普通に生活が出来るようだ。