以前から春先や、冬になると特に咳が止まらなくなり、そのうち治る時もあれば、2ヶ月くらい治らないことがありました。
元々副鼻腔炎にもよくなるし、花粉症もあるので、よく痰がからんだり、喉の奥に痰がつねに流れているような不快感はあったのですが、仕方ないと諦めていました。また、20歳頃からタバコもすっていて、妊娠中や、出産後のしばらくの間は吸わないようにしていましたが、数年前から再開していました。それも、咳や痰の原因だろうなとは思っていました。
5月にまた風邪のような症状がでて、そのうち夜は特に咳がとまらず、呼吸するたびにヒューヒュー音がするようになり病院(内科)へ。喘息だねといわれ、キュバールという吸入の薬と、痰きりの薬を2週間分だされましたが、一向に良くならないので、呼吸器内科にいってみることにしました。即レントゲンと、呼吸の検査?みたいなのをしました。
1秒率といって、すった空気を1秒でどのくらいはけるか、という検査だったのですが、それとレントゲンの結果を見た医師が「肺癌はないです。うっすら影があるので軽い肺炎のようなかんじになっています。それと、何もない可能性はあるんですが、CTをとってみたいんですがどうされますか?COPDの可能性を考えてCTをおすすめしています。レントゲンでは写らないんです」と、とても丁寧にお願いされ、医者がそういうんだし、何もなかったらそれはそれで…とCTをとってみました。
結果、1センチ程度の穴が20個くらい空いていました。CTにもうつらないような穴は無数にあると思いますと言われました。
今すぐタバコをやめて、治療をして、風邪や、インフルエンザ等に気を付けてくださいと言われました。
次回の診察の時に、いずれ酸素吸入とか必要になるんですか?と質問すると、今タバコをやめて、インフルエンザなどに気を付ければ、今すぐどうこうということはありません。でも、この病気は治らないし、傷ついた肺を治すすべもないので、タバコをやめて、受動喫煙にも気を付けてください。アイコスもダメです。と言われました。
アイコスは、タバコよりましといわれてはいますが、30年吸い続けた人の肺のデータ等がまだないので、「タバコよりマシ」という部分を過大評価しないようにとのことでした。
肺に空いた穴はもう戻らないのもショックでしたが、この病気が進むと、全然関係のない部位の、例えば胃がんとかでも、COPDのために手術ができないということもありえるそうで、そっちのほうがショックでした。また、今すぐにはないということは、将来的には酸素持ち歩くのかな…と不安になりました。
この病気は、息を上手くすべて吐ききることができない状態なので、それで次に息を吸っても苦しい感じがつきまとうとのことで、まさしくそう感じがしていたので悪化しないように気を付けようと思いました。
今後も年に1回は、レントゲンでチェックをいれたほうがよいそうです。気になるのであればCTも、とのことでした。