Caloo(カルー) - 過敏性腸症候群。引っ越し、環境の変化から下痢と便秘・腹痛がはじまり…。 : 病気体験レポート
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過敏性腸症候群。引っ越し、環境の変化から下痢と便秘・腹痛がはじまり…。

心の旅  (50歳代・女性)

オススメ: 4,124views 2016年07月04日投稿 3votes 0comments

今まで生きてきて、それまでにも何度か引っ越しや家族の転勤と共に、自分自身による環境の変化を経験し・体験してきましたが、このような症状が毎日続いたことは一度もありませんでした。
10代後半に、親元を離れ、余所の土地で、学生生活を知らない街で、初対面の人との寮生活を経験したり、その後一人暮らしを数年間も経験していたので、まさか、40代になり自分がメンタルにおいて脆い部分があったとは思ってもなかった。そして初めての症状から経過後、受診し医師から診断を伝えられた時はピンとこなかったのです。

結婚し子供を産み13年間を過ごした環境、友人もたくさんいて子育ての環境も大変よかった。そんななか突然転勤で引っ越しを余儀なくされた。何の不安もなく新しい環境にたいして新鮮なものを感じつつも不安を感じることはなかった。まして子供と家族が一緒のことなので自分のことよりも子供が新しい土地や環境に馴染めるのかを考えることのほうが多かった。子供は新しい環境に適応するのが実に早いと思ったものだ。

新しい家で次第に体調を崩していった。外出する際に腹痛が起こる、外出先で下痢をする。時には便秘をするようになっていった。便秘と腹痛と下痢の繰り返し、これは、私は簡単に水が合わないのだとそればかりを心配して、原因を外環境もしくは、気のせいだと思い。気にしないように努めた。

次第に慣れていくだろうし、食べ物が原因かもしれないのでと思いなるべく日中は外出し公園を散歩したり学校のPTA活動に参加したり図書館に毎日出かけ本を読んでみたりして気を紛らわせることにした。

そうこうしているうちに1年くらい経過した、相変わらず、下痢と腹痛の症状は続いている。自分でもさすがに日常に支障を来すようになったので近くのクリニックに行き症状を伝えると検査をしましょうと言われ大腸ファイバーをその日のうちにすることになった。

文献を読むと私の症状は、まるで大腸癌そのもので事実怖かったのもある。放置して我慢してクリニックの扉を叩かなかったのは実は怖かったのが本音。
検査することになり、気持は不安を感じつつもこの症状を改善したいと思う気持ちのほうが強かった。大腸ファイバーは正直気持ち悪かったですし、心の準備もままならないうちに突然だから、まあ、仕方がない。

医師の対応が早かったのは、後で考えると合点がいく。考える暇を与えると私は受診しないかもしれないと思った。
そして、その日にすぐ診断された。
医師「何か最近環境が変わったり悲しい出来事がありましたか?」である・・
私は、大腸やその他に異常がなにもなくて少しだけほっとした。その時言われた医師の言葉を理解するまで時間がかかったが、何となく理解したのは家に帰宅してから。自分では精神的に弱いと思ってなかったので納得出来なかったが案外デリケートなんだと思った。
薬を渡された時も、薬剤師からお大事にと言われて「メンタル」?「頑張り過ぎ」?と言われて当惑した。

まあ仕方ないので整腸剤を飲んでやっていくしかないと前向きに考えるしかないですし、お腹の調子以外は特に変わらなかったので気にも留めなかったのかもしれないです。引っ越ししてからずっとお腹が緩かったので皮膚炎を起こしていてその箇所がとても気になっていたのでそれだけでも改善出来たのでよかったと心から思った。軟膏とクリーム、整腸剤、その時はこれだけの処方箋の内容でした。

この症状が実は、先々「パニック障害」にも繋がっていくのかこのときには想像さえできなかった。

とにかく自分の体調と体質のせいにばかりしていて早く受診すればよかったのにと思ったが、病院に足を運ぶのは何となく気が引ける。特に女性は、面倒くさいのがある。女医さんを探して行くことになるのは、自分自身対面恐怖症かもしれないと心の奥底にいつも秘めていたことだがこれは直ぐに違うと打ち消すことができたので、兎にも角にも自分の体質と向き合うしかない。
花粉症を発症した時も、同じ。長年積もり積もって杉花粉症になったのだから。

我慢する機会が多く、上手にストレスを解消できない人は、なりやすいのかもしれません。今では、この不快な症状は、消えています。
最後に女性特有の症状や、子宮筋腫も併発していたので、受診する病院が多くなりましたがそれぞれに医師はとても的確で丁寧で優しい対応で助かりました。自分の心と行動次第で必ず快復する病気の一つだと思います。

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