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ほその耳鼻咽喉科

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診療案内

甲状腺診療

バセドウ病から橋本病、甲状腺腫瘤、甲状腺癌、甲状腺悪性リンパ腫に至るまで多くの甲状腺疾患の診断、治療に携わってきました。

甲状腺については、健診等で疾患が発見される機会が増えているにもかかわらず、専門的な診療を受けられるクリニックは少ないのが現状です。
そのため当院では少しでも地域の皆さまのお役に立てるように、超音波検査以外に甲状腺機能検査(血液検査)や穿刺細胞診も行なっていきます。
また甲状腺機能検査については結果確認のために後日再度受診していただく必要がないよう、検査当日に30分程度で結果を確認できるようにいたします。

<当院での甲状腺疾患の診断・治療の特徴>
・ホルモン異常についてお薬を処方することができます
・悪性腫瘍かどうかの検査(※穿刺細胞診:エコー検査を行いながら、細胞を採取する検査)を行います
・悪性腫瘍の経過観察、手術が必要な場合は専門病院へご紹介します
・甲状腺機能検査を受けていただいた当日に結果をお伝えします

甲状腺疾患でお悩みの方は、まずはお気軽にご相談ください。
また他院からの転院も随時受け付けております。(こちらの場合は紹介状をお持ち下さい。)

睡眠時無呼吸症候群(CPAP療法)

日中の眠気や倦怠感を自覚されている場合やご家族に激しいいびきを指摘された場合、睡眠時無呼吸症候群の可能性がございます。

睡眠中に反復して呼吸が停止すると、身体の中の酸素が減り、心臓や血管に負担が生じます。
また呼吸で脳が目覚めることで、深い睡眠を得られず、身体全体に大きな負担がかかり、放置した場合には突然死(心筋梗塞、脳卒中)のリスクが高くなるといわれています。

当院では、閉塞性睡眠時無呼吸症に関して睡眠検査(簡易・精密)とCPAP療法を行っております。
検査の上、診断が確定した後は、まずは一般的な対策として減量や姿勢の改善、禁酒・禁煙に取り組んでいただきます。一般的な対策のみで改善を認めない場合、耳鼻咽喉科的には、手術により改善が期待できるかどうか(手術の適応かどうか)をまず判断します。
(※耳鼻咽喉科医としては、他科でCPAP治療を開始する前に一度耳鼻咽喉科を受診していただき、口腔や咽頭の形態を評価させていただくことが重要であると考えています。)
その結果手術の効果が望める方には手術を、それ以外の方にはCPAP療法や口腔内装置(Oral Appliance;OA)をお勧めすることにしております。

<CPAP療法>
・睡眠時に鼻にマスクをあて、一定の圧が加わった空気が送られてくることで、気道を閉塞しにくくします。
・ご自宅に器機を設置し、月1回通院していただき、使用状況や効果、副作用などをチェックしていきます。
※CPAP療法はあくまでも症状を軽減するためのもので、継続により睡眠時無呼吸が治るわけではありません。

当院では他院様からの転院も随時受け付けております。
現在遠方の病院に通院されておられる方や、大阪市北区周辺に引越してこられた方などでCPAP治療の転院を希望される(当院でのCPAP治療を希望される)場合には、一度当院へご連絡ください。

耳の症状

耳に炎症が起きると、痛みのほかに、耳だれや発熱を生じることがあります。
耳の聞こえは、日常生活に支障をきたしますので、早めの受診がおすすめです。
当院は、小さなお子様に多い中耳炎などの感染症治療から高齢者の難聴治療(補聴器)まで、耳鼻咽喉科専門医が行っていますので、お早めにご相談ください。

・耳垢栓塞
除去するのが基本。ただ硬い場合は耳垢水などの点耳で軟らかくしてから除去。

・急性外耳炎
耳かきの禁止、抗生剤含有の軟膏の塗布、点耳薬。

・急性中耳炎
近年では集団保育の増加や抗菌薬の使用量増加などによる難治化が問題になっています。炎症の程度や病歴、生活環境などを考慮し、適切なタイミングで適切な治療を行うことが大切と考えます。

・突発性難聴
薬物療法が基本になり、症状や程度に応じて、ステロイド薬を中心に約7~10日間程度連日点滴または服用する。

・メニエール病
保存的治療が中心。めまい発作が頻回に生じ生活に支障をきたす場合(難治例)には外科的治療も適応となる。
a.保存的治療:
・生活改善(塩分、カフェイン、チョコレート、アルコール、喫煙、ストレス、過労、睡眠不足を避け。
る)
・薬物療法(浸透圧利尿薬、循環改善薬、ビタミン薬、抗めまい薬、抗不安薬、ステロイド薬など)。
b.外科的治療:病状や年齢等に応じて以下の方法より選択される。

のどの症状

のどは食べ物を食道や胃に送り込む、肺に空気を送る、言葉を発するといった3つの役割があります。
食物や空気の通り道であるため、ウイルスや細菌などの侵入を防ぐ機能も備えていますが、のどが腫れると空気の通り道が狭くなり、場合によっては窒息をきたす危険性もあります。
のどが痛い、息がしにくいなどの症状はもちろん、風邪、せきなどでお困り事は耳鼻咽喉科へお気軽にご相談ください。

・急性扁桃炎
抗菌薬や解熱鎮痛薬等の内服治療を行います。
年に4回以上繰り返す場合には手術(口蓋扁桃摘出術)も適応となります。

・扁桃周囲膿瘍
抗菌薬や解熱鎮痛薬の内服、点滴といった薬物治療以外に、排膿処置も大切(穿刺排膿、切開排膿)です。

・急性喉頭蓋炎
炎症が進行し高度に腫脹すると、窒息するの可能性があるため、早急な治療が必要です。軽度~中度の炎症の場合、抗菌薬やステロイド剤を中心とした薬物治療が基本となりますが、高度の炎症を認める場合には早急な気道確保(気管切開など)も考慮する必要があります。

・睡眠時無呼吸症候群
睡眠中の身体の状態を調べる睡眠検査(PSG:終夜睡眠ポリグラフ検査)を行います。

・喉頭がん
早期例:放射線治療、喉頭部分切除術。
進行例:喉頭全摘出術。

鼻の症状

鼻には大きく分けて①吸気の温度の調整(エアコンのような作用)②吸気の湿度の調整(加湿器のような作用)③吸気の除塵・浄化(空気清浄機のような作用)という3つの役割があります。
そのため細菌・ウイルスの感染やアレルギー等の炎症により、さまざまな悪影響が生じる場合があります。
当院では、耳鼻咽喉科専門医が行っていますので、お早めにご相談ください。

・アレルギー性鼻炎
薬物療法:
 抗アレルギー薬、ステロイド薬(内服、点鼻)が中心になります。
 花粉症の方は花粉飛散前から初期に治療を開始すると、症状を抑えやすくなります。
 スギ花粉症で重症の方には、2020年より抗体薬と呼ばれる注射薬も適応となりました。
■アレルゲン免疫療法
 従来「減感作療法」と呼ばれていたもので、抗原を体の中に少しずつとりこみ、体を抗原に慣れさせていく治療方法です。現在、投与方法が異なる「皮下免疫療法」と「舌下免疫療法」の2種類があります。
 メリット:他の治療方法と異なり、治癒または長期寛解(症状がない状態)が期待できます。
 デメリット:治療期間が長い(3~5年)、治療エキスの種類が少ない、全身反応がでる可能性(まれに喘息発作やじんま疹、きわめてまれに強い症状であるアナフィラキシーショックなどを認める)。
■手術療法:
 レーザー手術(下鼻甲介粘膜レーザー焼灼術)。
 その他の下鼻甲介切除術(粘膜下骨切除術など)。
 後鼻神経切断術(アレルギー症状に関与する神経を処理する方法)。

・慢性副鼻腔炎
鼻鏡、X線検査、CT検査、細菌培養。

くびの症状

首に痛みやしこりなどを感じる場合は、リンパ節や唾液腺、甲状腺などに腫瘍や炎症が生じている場合があります。
悪性疾患(悪性リンパ腫やがんなど)が原因とのこともありますので、続く場合には病因をはっきりとさせるために当院にて一度ご相談ください。

・バセドウ病
抗甲状腺薬を用いた薬物療法、放射線ヨード内用療法、手術療法

・無痛性甲状腺炎
自然に改善する場合が多く、経過観察が中心となります。ただし再発する場合もあります。

・橋本病
亜急性甲状腺炎と同様です。ただし治療後、永続的な機能低下症をきたすことも多いため長期の経過観察が必要になります。

くちの症状

口は口臭や舌の色調などによって体調や病状がわかったりするなど、健康状態を把握しやすい箇所でもあります。
特に漢方医学の世界では、舌は身体の状態を知るための大切な指標とされています。
また口腔乾燥感などは唾液腺の病気が隠れていることもあり、そこから味覚障害が生じることもあります。
歯以外の口の中のことは、耳鼻咽喉科の専門となりますので、当院にご相談ください。

・口内炎
通常の口内炎は、ステロイド含有軟膏塗布やパッチ状の貼付、うがい等の対症療法が基本になります。
小児の場合には、疼痛による摂食不良から脱水にならないように注意が必要です。
また診断に応じた治療(ヘルペス性の場合には抗ヘルペス薬、溶連菌感染の場合には抗菌薬の内服)も必要になります。

・口腔真菌症
抗真菌薬の内服やうがい(洗口)。

・シェーグレン症候群
残念ながら現在の医療では根本的に治す方法はありません。生活の質を保つことを目的とした治療が中心になります。

その他の症状

首から上で、眼、歯以外で痛みや違和感があり「どの科にいってよいかわからない」場合は、耳鼻咽喉科の領域とお考え下さい。
特に顔の麻痺が出現した場合、治療が早い方が治りやすいため早急に受診されることをお勧めします。
また脳の異常が疑われるには、脳外科等へご紹介いたします。病因をはっきりとさせるために当院にて一度ご相談ください。

・顔面神経麻痺
神経の変性が拡大するのを阻止することが重要であり、発症後早期の治療が望まれます。薬物療法が基本になり、症状や程度に応じて、ステロイド薬や抗ヘルペス薬を約7~10日間程度連日点滴または服用します。炎症が高度で改善の見込みが著しく低い場合には、手術が適応になることもあります。また後遺症の軽減を目的としたリハビリテーション治療も同時に行います。

・予防接種
季節性インフルエンザの予防接種を行っています。

・漢方薬
当院では漢方薬も積極的に処方させていただいております。お気軽にご相談ください。

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