平成１７年に大阪市のある大病院と呼ばれる病院で突発性難聴と診断されました。その後、聴力は戻り、約１０日ぐらいで完治しました。
聴力は戻っても、所々言葉がはっきり聞き取れなかったり、時には鼓膜の内側か...
平成１７年に大阪市のある大病院と呼ばれる病院で突発性難聴と診断されました。その後、聴力は戻り、約１０日ぐらいで完治しました。
聴力は戻っても、所々言葉がはっきり聞き取れなかったり、時には鼓膜の内側から針を刺すような痛み、疲れると耳鳴りがしていました。「難聴から普通に聞こえるんだから、これでいい」と思っていたのです。
今から思えば、並行して鍼灸にも通っていましたが、その先生に「もう治った」とお話をした時に首をかしげたのはこういうことだったのかと思う出来事が、今年起こったのです。
ゴールデンウィーク中、パソコンでの内職をしていたところ非常に疲れるので、横になりました。
ふと天井を見ると車のハンドルのように左右が上下に小刻みに揺れていました。揺れるだけ、という経験は今までにもありましたが、非常に長い間であること、回り方が大きいこと、気分が悪く、胸が押しつぶされそうな感じがしました。その時はすぐに寝て治まりました。
翌日から飛行機などに乗った時のように鼓膜に圧力がかかった感じがあり、その後、聞こえが悪くなりました。気分もイライラします。悪い方の耳を下にしていないとバランスが悪いような感じなので、自然とそのような状態になっていました。
私は経験上、突発性難聴を疑いました。
機材が揃っている病院でないと手遅れになってしまうと思い、パソコンで検索して、こちらの病院でお世話になることになりました。
予想通り聴力検査、骨音の検査がありましたが、流石にめまい学会の専門家の先生ですので、バランス平衡感覚の検査やゴーグルをつけてのメニエール反応を見たりされました。これは前回の大病院の時にはなかったものです。
そして「前回の突発性難聴はメニエールの間違いだった可能性があります」とおっしゃいました。
自分が勤めていた大病院と呼ばれる病院で誤診とは・・・ショックでした。その時も最初メニエールと突発性難聴の判断をする時間がまだあるので、メニエールの治療をしましょうと言われ、２日後治らなかったので「突発性難聴です」とハッキリ告げられました。
でも、その診断が間違いだったとの答えが今回実感することができました。
突発性難聴の時は毎日点滴をしていましたが、今回は飲み薬で対応しました。前回の事を考えると「飲み薬で効くのか」という疑問はありましたが、実際には飲み始めてスグに耳の聞こえが良くなり、時折あった鼓膜の内側を針で刺すような痛みもなくなり、耳鳴りもほとんどありません。逆に今まで辛かった症状は何だったのかとさえ思うこともあります。
院長先生の的確な判断に感謝しております。
さて病院全体のとこですが、初診はゴールデンウィーク明けでもあり、１００人超の大騒ぎでしたが、その後の診察ではそのようなことはありません。全くの初診であれば直接窓口へ行くことになりますが、２回目からはネットで予約することができます。受診の１５分前ぐらいにはメールが届きますので、メール登録は携帯電話にされるのがベストです。
普通は診察室に入って出てくるのが一般的ですが、こちらの医院では診察室に入口と出口がありますので、患者さん同士がかち合うことがありません。
スタッフの女性が片耳にイヤホンをされていますが、先生の指示を皆さんで共有されているようです。「聴力検査」と先生がおっしゃれば、検査担当の方が出口で待っていらっしゃいます。
会計はクレジットカードが使えますので、検査で多額に費用が発生しても「お金がない」と慌てなくても済みます。
子供用のプレイルームがあり、常に「アンパンマン」や「ドラえもん」が流れています。病院自体が何となく幼稚園のような感じがするところです。リラックマ好きのスタッフさんが多いようです。そのせいか小さいお子様が多く、スタッフの方もなれた様子ですので、お子様がいらっしゃる方にはオススメです。
トイレも車椅子での使用も出来そうです。かなり広く、２つあります。入口には扉ではなく「のれん」が下がっています。
アクアクララのお水があります。猛暑の時には本当に助かります。
手書きの院内報が毎月発行されています。病気に関する冊子も薬品会社が提供するものではなくて、医院が独自に作ったものがあります。薬品会社が提供するものはどことなく「薬をキチンと飲むこと」が強調されていますが、こちらの医院の冊子は生活での注意事項が多いように感じます。
ＩＴの使いこなし方にしろ、患者さんの配慮にしろ、院長先生のセンスとこだわりが本当に素晴らしいです。合理的にお仕事されていますが、決して患者さんとのコミュニケーションが少ないわけではありません。
私が今までいろんなところの病院へ行った中で完璧な病院です。
ちなみに誤診をした病院は済生会中津病院です。その時の医師は翌年４月に研修医に至るまで全員自主退職しました。現在は無愛想な部長先生のもと閑古鳥の診察室となっております。
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2014年05月来院
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2014年08月投稿
32人が参考になった
| 待ち時間 |
5分〜10分 通院 |
| 薬 |
アデホスコーワ顆粒１０％、メチコバール錠５００μｇ、メリスロン錠６ｍｇ、プレドニゾロン錠、アプレース錠１００ｍｇ、アデホスコーワ腸溶錠２０ |
| 料金 |
4,680円 ※初診。聴力検査（骨音含む）、バランス検査など含む。 |
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