何と、東京都庁から紹介され、私は通いだしました。
なぜ都庁に訊いたのか。その理由は、それまで週に1回、23区内から通っていらした漢方医さんが、多摩地区に来られなくなったためでした。
この病院の院長さんには、言葉がいらない、という特質があります。つまり、言葉に頼らず、具体的に調べ、具体的な処置をしてくださる、ということです。
漢方に力を入れられてはいますが、同時に西洋医学と照らし合わせてくださるという点も、近隣の内科医とは異なる点です。
何といっても、「頭皮針」治療です。
耳慣れない言葉なのは、私も同じでした。初めてのときには、「怖い。痛そうだ」とおののきました。が、院長みずからが、みずからの頭の皮に針を刺して見せてくださり、少し気が楽になりました。
やっていただいた直後、「あ、これは効くな」という直感がありました。
もちろん、すぐに、目に見える効果があるということではありません。けれども、なんというのでしょう、身体の深いところにある何かが、「動きだす」かのような感じが、全身を駆け巡ったのです。
1回目から1週間ののち、2回目を受けました。アタマに針を入れたまま、8時間ほど過ごしたでしょうか。その2回目には、身体の重さがスッキリしているのが、認められました。
現在も1日おきに通院中ですが、恐ろしいことには、生来の「無毛症」が治りはじめているのです。私は男性ですが、スネ毛や腕毛(?)がまったく生えておらず、夏場に半袖を着たり短パンを履いたりするのが苦痛でした。女性のように除毛していると思われてしまうからです。
今年は少し、そんな悩みから解放されそうです。
頭のほうも「円形脱毛症」ですが、そのハゲの範囲が、少し狭くなってきているようです。
待ち時間 | 3分未満 通院 |
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医師は良く話を聞いて丁寧に説明してくれる。今まで他の内科で喘息をかかっていたが、医師が忙し過ぎて話が十分できず毎年風邪ひき副鼻腔炎になり発作…