■三日ほど前から右肩が痛み出し、昨夕から激痛のため睡眠もとれないほどになり、過去3回罹患した『石灰沈着性腱板炎』と同様の症状だったため、日曜日の午前に往診可能な当院を利用しました。
■『石灰沈着性腱...
■三日ほど前から右肩が痛み出し、昨夕から激痛のため睡眠もとれないほどになり、過去3回罹患した『石灰沈着性腱板炎』と同様の症状だったため、日曜日の午前に往診可能な当院を利用しました。
■『石灰沈着性腱板炎』は肩関節に石灰(リン酸カルシウム)が沈着することで急性の炎症が生じ、激痛のため腕を動かすことができず、寝返りも打てず、睡眠がほとんどとれません。これまで『石灰沈着性腱板炎』は3~4年おきに発症しており、今回で4回目です。
■まず、レントゲン撮影の際、若いレントゲン技師の女性に指示され、立ったまま右肩の撮影を行い、次に椅子に腰掛けて撮影台の上に右腕を伸ばすよう指示されたのですが、右腕が激痛のために横に伸ばすことができず、指を台の上でゆっくりと這わせるようにして、2~3センチずつ腕を伸ばしていたのですが、半分まで伸ばしたところで、突然腕を掴まれて一気に台の端まで手を持っていかれ、肩に激痛が走りました。撮影後、「無理やり腕を伸ばしてごめんなさいね」と謝ってくれましたので、当方の激痛についてわかっていてそうしたのだとわかり、愕然としました。
■次に、治療を担当する女医さんですが、レントゲン写真を見てすぐ、リハビリ室でのマッサージを受けるよう指示されました。この女医さんは専門外の方だと推測され、他院では、同症状での過去3回の処置はマッサージではなく、『関節注射』を打ったあと、『薬(ファモチジン)の処方』だけで治癒していたので、その点を伝えると、「ファモチジンは胃薬ですよ?」と応じられたので、当方が、「胃薬として用いられるファモチジンが石灰沈着性腱板炎に有効だという学術報告が随分昔(10年以上前)に出ている」旨をお伝えしました。この女医さんは、『石灰沈着性腱板炎』の治療法についての知見を持ち合わせていらっしゃらず、マッサージによって却って症状が悪化する可能性があったため、それは受けず、そのまま引き上げることとしました。
■専門外の医師は、医学書を読み、学び得た経験から、病気全般についての症状と原因、対処法については知識としてはある程度持ち得ていますが、専門的な治療経験が浅いために実症状に見合わない不適切な処置を施されてしまう可能性があります。今後は、どの病院で受診するにしても、担当が専門医であることを必ず確認したうえで受診したいと思います。
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2024年02月来院
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2024年02月投稿
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待ち時間 |
5分〜10分 その他 |
料金 |
1,890円 |
診療内容 |
手足 |
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