医療法人 社団翠会 八幡厚生病院 の口コミ・評判

長文失礼いたします。

精神科の開放病棟で療養しました。
鬱状態もありましたが、低体重も原因で
かかりつけ医から紹介されました。

しかし、行ってはみたものの
医師の診断に疑問を感じました。
診断名ありきというか、自分の専門に無理やり結びつけるような感じで
全然そんなことは感じていないのに
「こんな感じでしょ」というような誘導も受けました。
「Yes」と私が答えれば、症状が一致するからです。
その方は拒食症専門だったのですが
拒食症ではない摂食障害の診断というのがあり
どうやら拒食症ではない方を全てその病名にひとまとめにしているようでした。
その先生に診断された3～4割は
その病名に放り込まれているようで、
大して検査もされなかった人がそんなにいるのかと驚きました。

私は胃カメラや栄養を吸収する能力に対する検査を求めたのですが
看護師に検査を訴えた際は、
「医師が必要だと判断するから」と伝えてすらいただけませんでした。

その診断も大して合っておらず
退院するころには胃腸の状態が悪化していました。
退院後に別の病院で処方してもらった
胃腸を整える漢方薬でやっと持ち直しました。

そもそも紹介状を読んでいるのか疑問でした。
私には鬱状態が出ており、
かかりつけ病院でカウンセリングを受けていたにも関わらず
その点は全く無視されました。

私自身は、カウンセラーの方から
「少しゆっくり療養しておいで」と言われ、そのつもりで入院したので
その症状を省かれて、摂食障害診断を受けるのは驚きでした。
引き継ぎができていなかったのかもしれません。

最後のほうは、診断に異議を唱えました。
すると、何も言葉を返されず黙殺、
これからの方針の希望を聞かれた際、それに答えると
何の返答もされず、（どうするんだろう）と疑問に感じていると
「あなたの考えでいくんでしょ」と言われ、
（だったら、『分かりました。それで進めますね』くらい言ってくれよ！）と思いました。
偉そうなわりに意思疎通が全く取れない。
退院の日は、すぐ近くにいるにも関わらず挨拶すらしてもらえなかったり
保険の手続きに必要な書類へのサインを渋られたりしました。

他にも、やむを得ず入院しなければならない場合
大部屋（一般の部屋）が開いてなくて、特別室しかない場合は
病院都合なので一般室と同じ料金で入院できるはずなのですが（どの病院でもそう定められている）、
「特別に一般料金で」と言われて、言葉自体は間違ってはいないのですが
その態度があまりにも「さも特別です」と恩着せがましくて不信感を抱きました。

おまけに、同じ女性の看護師に
カーテンで仕切られている私のスペースを勝手にのぞかれたり
（ネームプレートを見るより、誰の部屋か手っ取り早く知りたかったのでしょう）
私のプライベートを大声で
他の人がいる前で話してきたりする始末でした。

拒食症の方が常連の女性たちばかりで
彼女たちの話を聞くことも仕事の一つと考えているのでしょうが
あまりにもその方たちと共に独自のルールを作っているように感じました。

まず、患者のプライベートな話は
専用の別室でという決まりがあるはずなのですが
それが守られていません。
とにかく、人のいる広間で話そうとします。

どうやら上述の常連の患者さんにとっては
そちらの方が慣れているようです。
しかし、他の入院患者さんから
ぼそぼそとした話し声が部屋に聞こえる、
広間であまりにも個人的なことを話すのはやめてほしいと
クレームをもらっていました。
それなのに、私が退院するまでそれは続いていました。

一番面倒だったのは、
看護師の全員が私の診断された病名と症状を把握していなかったことです。
拒食症ではないので、吐くことも何も無いのですが
常に吐き気はないか等を聞かれ
「あ、勘違いされているな」と思うことが毎日でした。
それだけではなく、拒食症の人と同じ扱いをしようとするので
治療として間違っている際に、医師からストップを掛けられ、
二度手間、三度手間が日常でした。

看護師から間違った説明をされる
→私が訂正する
→看護師が医師に聞きに行く
→違ったと謝罪される
→医師が改めて説明と謝罪に来る

こんな感じです。その度に私の部屋にやってくるので
なかなか気が休まりませんでした。

他にも、看護師に拒食症患者と間違われ、
「週末に必ず外食しなければならない」という決まりにも
無理やり付き合わされました。
鬱状態で身体がツライなか
私は雨の中、片道3kmくらい歩いて食べに行かなければなりませんでした。
その後、間違ったことが判明したのか
特に何も言われず、謝罪もありませんでした。

看護師は愛想はいいですが、慇懃無礼な感じがして
またいい加減さも目立ちました。

ベッド等の使い方の説明が統一されておらず、
ある患者さんは、ベッド下の収納場所を教えられていませんでした。
それは、見た目ではかなり分かりづらく
あとは小さなキャビネットしかないので、そこを暫く使えなかったというのは
非常にかわいそうでした。

私が若いほうだったからか、他の年上の患者さんからお菓子を頂く機会が多く
その度に断っていたのですが
どうしても断り切れず、いただいてしまうことが度々ありました。
だったら、あげる方にも注意していただきたかったのですが
わざわざその方がお菓子を差し出す瞬間を見計らって
私のすぐそばに移動してきて
その方がいなくなった瞬間に、私にだけ注意をしてきたのには驚きました。
これは完全に舐められているなと感じました。
断り切れなかったのに、どうやって断ればよかったのでしょうか。

看護師に対して実際に私が言えなかったのは、
注意することで状況を悪化させてしまったらと思うと不安だったからです。
その時でさえ、「この日はこういう予定がある」ということすら伝えられないことも多く
これがさらに悪化して
（無いとは思いますが）小さな嫌がらせをされるのが不安でした。

心療内科、精神病棟という繊細な方が多く入院する病院の看護師が
こんなに人の気持ちに配慮できない方ばかりなのは、本当に残念です。


骨折やら胃腸炎やらで普通の病院に入院したことはありますが
こんなことは言いたくないですが
確かに質が違うなと思わざるを得ませんでした。

病院としての方針は素晴らしいとは思います。
他の患者さんの話を聞く限り、他の病院と比較すると
こちらの病院は良い病院だと思います。
ただ、現場で働いている方たちの質には疑問と不信感が残ります。

自傷癖や拒食症の子が夜遅くにナースステーションの前でたむろして
うつ病の患者さんのいる広間で、2時間も3時間も自身の傷跡について話しているのに
注意もしない看護師です。

わざわざこんなことに時間と労力は使いたくなかったけれど
もしかしたら私と同じように感じる方もこれから出てくるかもしれないと思い
率直な意見を書かせていただきました。