汚い物が恐ろしく怖く、人と関わることも億劫に。強迫性障害でした。

私が最初に強迫性障害だと気付いた時、中学2年くらいの頃でした。

教室の床に落ちてしまったシャープペンが物凄い汚いような気がして、何度も何度も洗わないと安心できませんでした。

今まで持っていた消しゴムも、ボールペンも何度か教室の床に落とした事を思い出し、消しゴム、ボールペンが入っていた筆箱の中全体も汚く感じ、全てを洗濯して掃除しました。

その後も道端によくある犬の糞を見るだけで５時間くらい気分が悪くなり、食事も取れなくなりますし、一日に数十回以上手を洗ったり、トイレも公衆トイレは使えなくなりました。

最初はそれも性格なのかなと思っていたのですが、人と関わる際の相手の口臭、相手から小さく飛ぶ唾液等も気になるようになり人と関わる事も億劫になりました。

よく、「昨日シャワー浴びてない～」みたいな事を言う人でも、皮脂やフケが飛んで私の体に付着したらどうしよう、と思うようになり、不潔な人も極端に避けるようになりました。

中3～高2くらいの時が一番酷くて、シャンプーの添加物や石けんのキシキシする感じも気持ち悪くなりシャワーやお風呂も億劫に。不登校気味になりようやく精神科へ行くと強迫性障害との診断を受けました。


投薬治療やカウンセリング治療で驚くほど改善。今では症状が出てもすぐ治まるようになりました。