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健康診断で不整脈と診断~ブルガタ症候群(ポックリ病)~

ねこちゃん  (40歳代・女性)

4,020views 2014年06月22日投稿 7votes 0comments

主人が健康診断で不整脈があることがわかり病院に行きました。

主人の不整脈は心電図でサドルバックST上昇という波形を持つのが特徴で、これをブルガタ心電図というそうです。

ブルガタ症候群は、はっきりした原因はないが特発性心室細動(心臓が全く働かなくなり死につながる重傷な不整脈を突然おこす)という病気です。

元気だった人が朝突然死んでいた、などいわゆる「ぽっくり病」などと言われているケースの多くが、このブルガタ症候群であるといわれています。

この病気の特徴は男性に多く夜間に心室細動を起こすことで、この発作が起きると失神したり、けいれん、寝ている時であれば呼吸が止まったりといった症状がでますが、多くの場合が一過性ですので一時的な症状で終わりますが、発作が止まらなかった場合は命を落とすことになります。

この診断を主人が受けてきた時には、聞きなれない病名であり不安と、怖い思いをしました。

しかしこのブルガタ症候群の波形をもっていても、そのほとんどが生涯発作が起きず無症状であるそうです。
失神の既往、カテーテル検査での心室細動誘発、突然死の家族歴の3項目中2項目があてはまる場合は、心室細動の発作の危険が高まるそうです。

主人の場合は、失神の既往もなく、突然死の家族歴もなかったので、ひとまず安心とされましたが、翌日からすぐに精密検査を行いました。

心電図検査、運動負荷心電図、心エコー、24時間心電図検査などをしました。
主人の場合はこららの検査で異常はなかったようなので、ひとまず安心です。

しかし、自分で調べたことでは、ブルガタ心電図をもつ人の60%が発作などの経験がなく自覚症状がないそうですが、無症状の人でもその7%はその後3年間で初めて心室細動を経験することになる、とのこと。

失神の既往や遺伝要素がない場合でも100%発作が起きないとも限らないので、非常に怖い思いをしています。


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