原因不明のメニエール病。原因は睡眠障害だった。

東京医療センターのメニエール病専門医は退職されました。
２０２２年３月
該当される医師は現在、東海大学病院の耳鼻咽喉科に勤務されています。
紹介状必要

他にも開業医の　五島耳鼻科めまいクリニック
にも並行して勤務されております
こちらは紹介状無しでも診察出来ます
http://gotomemai.com/clinic/#company

メニエール病のめまいは、常人には理解出来ないつらい症状です。
何時間も　ふらつき　嘔吐が出て、
正常時でもめまいが出るかの恐怖を考える羽目になります。

６年前から右耳で低音難聴が起こる。耳鳴りも目立ち
低音のみで男性の声　ベース音などが聞こえにくい状態で、
高音　女性の声　ピアノ音などは普通に聴こえる。

近所の耳鼻咽喉科で、
薬治療　イソソルビド　アデホス　メチコバールを服用をするが、
聴こえは　悪くなる　良くなるが周期的に何度もくり返す。

それから２年経過して、聞えが悪い時期に激しいめまいが起こるメニエール病に
以降になる。
普段聴こえない耳鳴りが続いてからめまいが起こる。　

めまいは１時間以上は続き、長いと３時間以上の場合もあった。
一度めまいになると、ずっと吐き続きける。
めまい止めの薬
ピレチア　トラベルミン配合錠
は耳鼻咽喉科で処方されたが、めまい時に飲んでも吐き出す可能性が高い。
内科病院でめまい止めの注射をすれば治まる。

メニエール病の原因は
体の平衡感覚を感知してる耳の三半規管に、余計なリンパ水が貯まりすぎるのが原因らしいです。
なので利尿剤のイソソルビドを飲んで余計なリンパ水を無くせば、良くなる患者が多いそうです。しかし自分には、ほとんど効果無しでした。

耳の聞えが良ければめまいは出ないので、ステロイドを飲んで聞こえを良くさせる治療もしましたが、効果は一時的なものでした。

薬治療を長期間しても効果は無くて、難聴　めまいの頻度も激しくなり、
仕事生活にも支障が目立つ。
医師も原因不明で困った様子になる。
担当医の勧めで、メニエール病に詳しい医師を紹介される。

独立行政法人 国立病院機構 東京医療センター
の耳鼻咽喉科でめまい担当医での診察を開始。

医師から
これまで服用してきた薬は効果が無いとの判断で使用を止める。
聞えが良くなる　悪くなるが何度も起こり、聞えが良くなると同時にめまいが出る点から、メニエール病の中でもレルモワイエ症候群と言われる。

医師から病状、生活習慣を診断した結果で、
睡眠状態が悪い点を追求される。（良く眠れない日が続くとめまいが起こりやすい。）

医師から睡眠障害が怪しいとなり、睡眠科での検査を勧められ検査結果で、
重度の睡眠時無呼吸症候群SASになっていた事が初めて発覚した。

SASの特徴は
睡眠中に呼吸が少なくなり、浅い眠りが多く深い眠りが少なくなる。
その結果で脳を休める時間が無くなり、これが原因で脳梗塞や心筋梗塞になりやすくなる。
最近のめまい専門医では、これが原因でメニエール病を誘発するとの研究があるそうです。

現在はSASを改善させる経鼻的持続陽圧呼吸療法のＣＰＡＰ
を毎日使用している。
使用時には、通常の６時間程度の睡眠で感覚的に１０時間程度寝た感じが出て、深い眠りになった使用感はあった。

CPAP使用から１ヶ月ほどは、難聴　めまいはかなり多い頻度で起きたが、
３ヶ月経過後には完全に無くなった。

それから２年間経過しましたが、メニエール病の難聴　めまいは一切起きていません。
しかし、メニエール病の一種である
聴覚補充現象
（高音が響いて聴こえる耳鳴り）
は常時発生している。

メニエール病と睡眠障害の関連研究は、ここ最近に名古屋の耳鼻咽喉科医師が世界で初めて公表した事です。

めまい専門医の医師は、薬を飲んでも効かない患者の原因を良く知っているので、
長期間薬治療をしても効果がない場合は、専門医で診察するのが良いでしょう。