医療法人財団東京勤労者医療会 代々木病院 の口コミ・評判

骨折した父の転院先として探し、3ケ月間入院させて頂きました。

タクシーで近づくに連れ、だんだん立派なお宅ばかり見えるようになりすごい地域にあるねと本人も感心しておりました。
ちょっと歩けば鳩森神社やロンハーマンの路面店などもあり、オシャレなエリアです。

病院はごくシンプル、豪華でもないしボロくもないといったところ。
ただ病棟トイレがカーテン式なのには、見舞客には使いづらくビックリしました。

思想の押しつけなどは一切ありませんので、その点は本当にどなたでも安心なさって頂けます。


看護師さんは「遠慮しないでナースコールどんどん押して下さいね」と仰り、また主治医も親切でした。


来たる退院に向けての面談日のこと。
父はもう急な階段と段差ばかりの我が家で暮らすことは危険過ぎて無理だったのですが、施設はイヤ、頑なに家に帰りたいと繰り返すばかりで困惑。
「娘さんがお家の近くにワンフロアのアパートを用意してくれるから、それでいいじゃない?」と主治医が説得して下さり本当に助かりました。

当時は脳内出血後の重症母も急変し大変な時で、2名を１人で背負ったらまったく私は社会復帰できなくなるか、こちらの命が燃え尽きてしまう、そう事前に先生に表明しておいたのをご理解頂けたようです。

とある他院の医師から「資産があるなら売ってでも介護しないと」と言われた事がありましたが、何が何でも現役世代に押しつけてしまえというその偏った姿勢に比べ、こちらははるかに中立客観性を感じました。

リハビリスタッフも皆さん親切でした。


残念だったのは、MSWの言葉遣いが失礼だった事。
たとえば「3ケ月を超えたら置いておけませんから」という表現も、別に物ではないのですから「置けない」ではなく、「ご入院頂けません」とかもう少し言い方があるのではと感じました。　


あとは、たまたま父の周囲がそうだったのかも知れませんが、入院患者さんのガラがあまり良くなく、食堂でも小競り合いがあったような話は本人から聞きました。
老人の作り話の可能性もありますが、確かに私が見たところも他院に比べちょっとマナー等が落ちる気がしました。

受け入れ判定会議の際には、もう少し患者や家族の質(お金や地位ではなく行いで)を絞り込んで頂いてもよいのではないでしょうか。

以上の2点で★2つマイナスさせて頂きました。

入院よりは通院のほうが無難かも知れません。