肩の筋肉の疲労: 肩こり。慣れない運動をした、重いものを背負ったなど筋肉の使い過ぎ
寝ちがい: 起床時の首や肩の痛みやこり
むち打ち（頸椎捻挫）: 肩がこる、首の痛み。交通事故などで衝撃を受けてから頭痛、肩こり、腕のしびれが起こる。頸椎捻挫。
五十肩: 肩の痛み。肩の痛みや不快感。痛みは夜間におきることが多い
頚椎椎間板ヘルニア: 背骨の骨と骨の間にあるクッションの役割をする椎間板のうち、首部分（頚椎・頸椎：けいつい）の椎間板が変性して、中のゲル状の髄核（ずいかく）が飛び出て神経を圧迫することにより、主に片側の首・肩・手指の痛みやしびれが片側に現れる。臨床症状とレントゲン・MRI検査や痛みの誘発テストなどから診断する。コルセットなどで首の安静保持をしつつ、薬物療法や神経ブロック注射などの保存的治療を中心に行う。保存的治療を約3か月続けても改善されないときや、脊髄圧迫による歩行障害・排尿排便障害が現れた場合には、手術を検討する。
頸椎症: 後頭部痛、肩関節痛、背中の痛み、腕のしびれなどの症状がみられる
頸肩腕症候群: 肩の痛み、肩こり、首の痛み、筋肉痛など
脊柱管狭窄症: 背骨（脊柱：せきちゅう）の背中側に位置する、脊髄神経の通る穴「脊柱管」が加齢などの要因により狭くなり、中の神経が圧迫されることで手や足の痛み・痺れ、歩行障害などの神経症状が現れる。中高年に起こりやすい疾患。腰椎の脊柱管狭窄では長く続けて歩けず、歩いては休むを繰り返す「間欠跛行（かんけつはこう）」が現れる。問診やレントゲン検査のほか、似ている疾患との鑑別のためCT・MRI検査、脊髄造影検査などを行う。薬物療法・ブロック注射・リハビリなどの保存的治療を中心に行うが、日常生活に支障を来す場合には手術を検討する。
棘上筋腱炎
肩腱板断裂
頸椎後縦靭帯骨化症