かれこれ15年通っていた歯科医院でした。以前はスタッフも良い方がそろっていて、先生は腕もいいし、なにしろ度胸があるしで、大好きでした。(豪快すぎてたまに、頬の内側に傷がついたこともアリ。それでも、他の...
かれこれ15年通っていた歯科医院でした。以前はスタッフも良い方がそろっていて、先生は腕もいいし、なにしろ度胸があるしで、大好きでした。(豪快すぎてたまに、頬の内側に傷がついたこともアリ。それでも、他の先生なら逃げちゃうほどの虫歯っ子である私を完治させた凄腕先生です。なんでもガッツリ治す)
他にもこの先生のいいところは、一回の治療時間が短めな点です。虫歯の治療って、長いとすごく疲れるし、次に行くとき、またその苦痛を想像すると憂鬱になるので、この配慮はありがたかった。でも、まきの先生はおすしやさんの大将みたいに結構どんなオーダーにも応えてくれるので、「時間がないから一回でガバッてやっちゃって」とか、「五月までになんとかして」など、こちらの意向を一応言ってみてもいいと思います。あんまり細やかな性格の方ではないですが、まあ男性ですし、すごく頼りになる歯科医師さんだということには太鼓判を押します。治療の前に、その都度きちっと今から何をするのか説明するところも好きです。
「これから麻酔の注射をします。少しすると感覚がなくなってきますからね」
「はい、注射します」
「はいチクっとしまーす…チク」
「はい注射終わりました」
「綿です」←ここポイントね
「詰めます」
「ぎゅっと噛んでてください」
「はいそのまま~いいですよ~」
…こんな感じで、口の中が見えない私の代わりに端的に実況が入ります。
レントゲンも、抜いた歯も、ぜーんぶ見せてくれます。
ですが、今から三年か四年ほど前かな?なにやら院内に異変が生じたようです。(まきの医院の乱?)まずスタッフのメンバーが、ほぼ総入れ替えになってしまいました。新しく入ってきたのは、茶髪・ごっついツケマ&マスカラ・態度が横柄・ヤンキーちっくな、いわゆるイマドキの女の子たち。昔ののどかで上品な雰囲気はどこへやら、診察室は一気に私の苦手な雰囲気に。衛生士さんの制服も変わって、えんじ色の手術着みたいなのを着るようになってしまいました。こわいです。(前の森英恵さんの水色で上品な感じが安心できて良かった)
あと、絶句したのは、おかしな電光板が受付前に置かれたこと。
ずーっとエンドレスで、「断りなく予約をキャンセルされた方は今後治療をお断りします」だって!
そんなことを言うのに、わざわざお金をかけてこんな電光板を買ったなんて。
流行ってるからって、人を小馬鹿にしてません?
病院いうたかて客商売だろうがっ!
患者さんからもらった金でそんなもん買うて、患者に見せとるなっちゅうねん。
…そんなこんなでもう行っていません。
あ、あと、この病院はひそかにすばらしい彫刻がたくさん置いてあります。たしか砺波の彫刻家・横山豊介氏の作品だったかな?
本当は品の良い、隠れギャラリーみたいな病院だったのに、あの女の子たちが跋扈するところと化してしまいました!
まあ、雰囲気なんかより、ひたすら腕のいい歯医者さんをお探しの人には、今だお勧めなところではあります。
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2015年12月投稿
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