初めての出産にあたり、無痛分娩を希望して産院を探したところ、ここが最も良いという結論に達しました。
その理由は、1つ目は、24時間無痛分娩に対応してくれること。
無痛分娩を扱う産院はたくさんあ...
初めての出産にあたり、無痛分娩を希望して産院を探したところ、ここが最も良いという結論に達しました。
その理由は、1つ目は、24時間無痛分娩に対応してくれること。
無痛分娩を扱う産院はたくさんありますが、多くは「平日の昼間のみ」「自然な陣痛を待たない計画分娩」などの制約があります。
でも、夜間に陣痛が来ることは決して珍しくないし、自然な陣痛を待たないということは、陣痛誘発促進剤をそれなりに使用するということなので、苦痛を伴ったり、分娩時間が無駄に長引いたりして、せっかくの無痛分娩なのに体力を消耗することになります。
身原病院では、「計画無痛分娩」と謳ってはいますが、こまめな健診で内診所見を確認しながら、出来るだけ自然なタイミングをはかり、子宮口3cmを目安に無痛分娩の処置を行います。
私の場合、夜中に陣痛間隔が5, 6分になり病院に向かったところ、子宮口3cmだったので、そのままLDR室で無痛分娩となりました。
麻酔が始まって数時間後、陣痛が遠のいてしまったので、陣痛誘発促進剤を使用しました。
しかし自然な陣痛が始まってから麻酔を開始したので、陣痛誘発促進剤による苦痛はほとんどありませんでした。
全体を通じて、痛みは“重めの生理痛”くらいでした。
2つ目は、無痛分娩に関する情報をたくさん開示していること。
HPを確認すると、素人には理解できないくらい詳細な情報が開示されています。
目を通してみてなんとなく分かったのは、医師も助産師もかなり勉強し、経験数も多い、ということです。
事前の無痛分娩学級(無痛クラス)では、「一生残るような重大な合併症が起こったことは一度もない」と医師自らが仰っていました。
実際に無痛分娩してみて感動したのは、管理体制が厳格なことです。
無痛分娩の処置をする前から、いざという時に薬剤を投与するための点滴を確保し、血圧計を巻いて定期的に自動測定し、指先に血液中の酸素濃度を測る機械をつけてくれました。
更に、分娩後は赤ちゃんの足先にも酸素濃度を測る機械をつけていました。
これらの監視装置に異常があれば、すぐに駆け付けてくれましたし、分娩後もしばらくの間装着したままでした。
麻酔開始後は、1, 2時間おきに助産師さんが来てくれて、導尿、内診、体位変換(麻酔を左右対称に効かせるため?)をしてくれます。
私は、その時間以外はほとんど眠っていました。
麻酔以外で良かったのは、会陰切開せずに済んだことです。
会陰切開に関しては、医師によって方針が違うと聞いていました。
私の場合は、助産師さんのサポートが素晴らしかったのか、担当医師の方針か、はたまた妊娠期間中に会陰マッサージをしていたのが良かったのか分かりませんが、中が少し裂けたくらいで、会陰切開はせずに済みました。
産後1週間ほどは会陰が腫れぼったく感じましたが、ドーナツクッションは産後3日で不要になりました。
唯一気になったのは、1ヶ月健診での出来事です。
私の精神状態を評価するためのエジンバラ質問表を記入して提出したのですが、それを元にした診察は一切ありませんでした。
後で返ってきた紙には、エジンバラの回答を点数化した数字と、「異常なし」に丸がつけられただけ……。
私としては、精神的に参っていた部分も少なからずあり、話を聞いて欲しかったのですが……。
マタニティブルーズや軽度の産後うつなんてありふれているから、いちいち対応なんて出来なかったのかもしれませんが、簡単に数値化され、話も聞かずに異常なしと判断されたのは、悲しかったです。
他にもフランス料理や毎日のおやつタイム、アロママッサージなど、“売り”にしていることは様々ありますが、私にとっては、それらはここに書くほどのことではありません。
私が声を大にして言いたいのは、「ここなら安全に、安心して、無痛分娩ができますよ!」ということです。
痛みが少なくてもお産は進みます。
痛みが少なくてもきちんといきめます。
痛みが少ないので出産直後の写真も笑顔です。
痛みが少ないので産んだ当日から元気で余裕があります。
ここを選んで良かったです。
次回があれば、またここで産みたいです。
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2021年02月来院
/
2021年02月投稿
13人が参考になった
待ち時間 |
30分〜1時間 その他 |
料金 |
240,000円 ※退院時の会計 |
診療内容 |
妊娠・出産・分娩 |
診療・治療 |
無痛分娩(和痛分娩)、LDR(出産・分娩)、個室(出産・分娩) |
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