宮城県のアニサキス症の口コミ（1件）

サンマの刺身を食べた２時間後くらいにひどい胃痛になり、これは寄生虫アニサキスにやられたに違いないと、インターネットで鼻から胃カメラを入れてもらえる病院を探して、痛みをこらえつつこちらの病院へ行きました。

病院は、大変立派なソファー、洋風の豪邸な待合室、など新しい建物で、いかにもお金がかかっている感じで、平日の午前中でしたが、患者さんは大勢来ていました。年齢的にはお年寄りが多い感じでした。

初めに症状などを紙に書かされて、待合室で待っていましたが、まず尿検査、その次に血液検査、と検査が続きます。見ていると、こちらに診察に来ているほとんどの患者さんは、この両方の検査を受けているようです。

そして、診察。サンマの刺身を食べた直後の痛みでしたので、やっぱり先生もアニサキスかな～、とか言いながら、次は心電図検査、そして腹部エコー検査と、人間ドック並の検査が続きます。

どちらも異常なし。胆石の可能性などを確認したようでした。
そしてついに胃カメラの出番。細めのカメラで、鼻から入ります。やはり胃カメラは鼻からに限りますね。胃に入ると気持ちは良くないですが、オエッとならないので、そんなには辛くありません。カメラが入ってても話ができちゃったりしますし。

そして、居やがりました。胃袋に１匹のアニサキス。憎いこいつをそのまま胃カメラで捕ってもらい、無事終了。いたみも和らぎ一安心。

結局胃痛の原因はこのアニサキスだった訳ですが、こちらの先生は心配症なんですかね。アニサキスに行き着くまで、体のあちこちに異常がないか、見て頂けました。心電図は心筋梗塞の可能性などを排除するためだったのでしょうか。血液検査だけは、後日検査結果が出るとのことでわかりませんでしたが、痛みの原因は目の前でカメラに映し出されてましたので、血液検査の結果は全く気になりませんでしたので、後日結果を聞きにはいきませんでした。

と言うわけで、総評としては、大変綺麗な病院の設備と丁寧な診察ではありますが、治療費のうち、手術代と同じくらいの検査費用が上乗せになっておりまして、胃の痛みと引き替えに、懐の痛みを覚えた・・・という訳でありました。