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薬でコントロールしながら、メニエール病と生きてます。

なすへち  (40歳代・女性) 2015年08月05日
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病気
メニエール病
製薬
メリスロン錠12mg、アデホスコーワ顆粒10%

私が初めてメニエール病と診断されたのは、もう10年以上前の話です。

当時私は1日中パソコンを使う仕事をしていたため、首や肩のコリがひどく、そのコリから頭痛を誘因していつも頭が痛い状態でした。

しかし、まだ若かった私は市販の鎮痛剤を服用し頭痛を押さえており特に病院へ行く気などなく、診察を受ける時間とお金は遊びや趣味使いたいと思うようなお気楽な考えでした。

しかし、毎回鎮痛剤を服用していると段々麻痺するのか効きが弱くなったように感じ、ある日ひどい頭痛とめまいをお越し、とうとう会社を早退してしまいました。

そこで初めて、これではいけないと感じ、内科を受診しましたが、ただの風邪だろうと言われ、内心スッキリしない気分で帰宅し、処方されたお薬を服用するも、市販薬を常用していたため、全く効かず、むしろ具合が悪くなりました。

家族に相談すると、1回耳鼻科へ行ってみたら?と言われ、何故頭痛なのに耳鼻科なの?と思いつつも
、時間が経つごとに耐えるなくなるめまいに負け、近所の耳鼻咽喉科へ駆け込みました。


そこは小さな頃からお世話になっている病院だったため、先生に気楽な感じで頭が痛いと伝えると、私の目を見られて「うわぁ、よくここまで我慢したねぇ。すぐ注射打ってやるけん、ベッドで横になりなさい」と言われて、看護師さん二人に抱えられてベッドへ行かされ、すぐ点滴をして頂きました。

点滴が進むにつれてウソみたいに頭の痛みがスーっと引いていくのが分かり、点滴後少し楽になり聴力検査や歩行検査、バランス検査などからメニエール病と診断され、ストレスは無かったか?と聞かれました。

元々気楽な性格なので特に無いですと答えるも、自分が気づいていないだけで、体はストレスを抱えて悲鳴をあげてる事もあるため、どうせ暫くはめまいで動けないから、いい機会だと思って暫くゆっくり休みなさいと言われ投薬治療を開始したのが、初めてのメニエール病でした。

先生が言われたように暫く休むと体調は回復力しましたが、それ以降、年に数回、特に季節の変わり目に体調を崩し目が回るようになり、そのたびメニエールの治療をしています。

私の場合は頭痛とセットになってやって来て、のたうちまわるような酷い頭痛が数日続き、その後グラグラ回り始めます。

頭痛が先かめまいが先か分からないと先生に伝えると、色んな諸症状が出る患者さんも居るので、ナーバスにならず、薬で少しでも楽になるようにコントロールしていこうと励まされ現在に至ります。

子供がまだ小さいため、具合が悪いからと寝込めるわけでもなく無理してしまいがちですが、もう少し時間に余裕が出来るようになったら、リハビリかたがたスポーツジムにでも通えればなぁと思っています。

メニエール病はメニエール症候群も含めると大多数が方が抱えられている現代病だと思います。症状が酷いと明日さえ来るか分からなくなる位、苦しくてイヤになってしまいますが、イヤだイヤだと思っても完治する訳でもないので、これからもなるべく酷くならないように気を付けながら、この病気と向き合っていこうと思います。

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