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右目の不快感やめまい。眼の疾患と思いきや、脳の腫瘍が原因。

Caloouser61648  (60歳代・女性) 2015年05月05日
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病気
脳動脈瘤、脳下垂体腫瘍
病院
順天堂大学医学部附属静岡病院
関連
めまい視力の低下

昨年の初夏6月頃、右目の瞼が下がり始め右目を動かすと不快感があり、ドライヤーを使用中にもめまいの様な症状が出て7月に、近所の眼科を受診。すると「老眼」だと診断。
ビタミン12の目薬を処方されたものの、老眼でこんな違和感がある訳が無いと自己判断したものの、
中々新しい病院を探す暇も無く8月末まで放置。
いよいよ、目の違和感も酷くなり、目の奥に鈍い痛みも出現し会社の同僚に教えてもらった眼科を受診。

一通り検査を終え医師から「瞼の下がりは年齢的なものかも知れないけど、
痛みが気になるので、大きな病院で検査をして下さい、紹介状書きますから」
次の週、台風が直撃した日に順天堂大学医学部付属静岡病院の眼科へ。
待たされたけどこの瞼の下がりと鈍い痛み、不快感の正体を確認しようと必死。

眼科で、お決まりの視力検査等済ませ次の言葉が、
「脳神経内科にかかって下さい。眼科では判断が付かない事もあるので念の為」
眼科医師が電話を取り上げて脳神経内科へ。
「これからCTを撮りに行って下さい。終わったらここに戻って下さい」
CTを撮り終わり脳神経内科に戻り待つ事2~30分。
再び呼ばれ「脳神経内科での判断は適切ではないので脳神経外科で診断を受けて下さい」
おお~っと!!これはまさかのたらい回しか~と一瞬不信感が芽生えたけど、一瞬だけ。

それから、約1ヶ月間造影剤を使ったCT、MRI、眼底検査等など、10月の初旬。脳外の先生から「脳に出来た腫瘍が、視神経を圧迫していますね」「それから動脈瘤も見つかったので、まず腫瘍をやっつけた後で動脈瘤も手術です」
本当に死ぬかと思った。
「腫瘍については、悪いモノではないので大丈夫です」と言われたけど、生きた心地はしなかった。
「今日は、入院の予約をしてお帰りになっていいですよ」

11月15日に入院。17日にオペ。オペに関しては左の鼻から管を入れて開頭せず。約2週間で無事退院。
先生達は本当に術前から術後、退院まで熱心に丁寧にケアして下さり、看護師の皆さんにも良くしてもらいました。
退院1ヶ月後の受診も問題は無く、市内の病院を選ばず、順天堂で良かったと心底思っていますよ。

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