大腸癌を早期発見。摘出手術や抗癌剤の服用をし、完治できた。

　癌は早期発見出来れば完治可能な病気だと現在は考えられています。その実体験をお話しいたします。
　今から10年以上も前の話ですが、母がトイレで下血をして市立医療センターで検査をしたところ、初期の大腸癌が見つかりました。数年前に母方の兄弟も同じく大腸癌を発症し
摘出手術を受けたばかりだったので、母も手術する事を望み担当医師と相談して、早急に摘出手術を受ける手続きをとりました。
　内視鏡での摘出は無理との判断がくだされ、腹部を切開して臨みました。幸いなことに、
人工肛門は避けることが出来ました。入院期間は約１月程かかりました。
病院から退院してしばらくの間は、消化の良いお粥や野菜スープなどを中心に食事のメニューを工夫して食べていました。
　その後は、ひと月に１回のわりあいで５年もの間、抗癌剤の服用と経過を観察するために通院いたしました。
　母は口には出さなかったけれども、その５年間は癌の再発の恐怖を抱えていたと思っています。
　今は癌の再発の危険性もなくなり、手術前と同様の生活に戻っています。
但し、以前よりもトイレに行く回数が多くなり、旅行の際などは、２時間に１度必ずトイレ休憩を取るようにしています。
　その他は、まったくと言ってよい程生活する上での影響はございません。