68歳になる義母が健康診断で「骨粗鬆症」と診断されました。
そういわれると体が少し小さくなったようで主人とも「寝たきりになると困るね」と心配していましたした。
食事でカルシウムを摂るようにするなどの努力ももちろん始めていましたが、やはりそれだけでは長年の生活習慣予防はできないようでした。
骨粗鬆症の場合の厄介なところは、自覚症状がないというところです。骨折してから始めて分かるということも多く、ちょっとしたくしゃみだけで背骨の椎骨がつぶれてしまうこともあるそうです。
義母の場合はこうした深刻な症状が起こる前に骨粗しょう症がわかったので薬物治療を続けることにしました。
治療薬としてはビスホスホネート製剤を投与してもらっています。
家族でカルシウムの摂り方も考えるようになりました。牛乳があまり好きではない義母にはヨーグルトやチーズなどでカルシウムを摂ってもらったり、意外と便利なのが魚の缶詰です。骨のまま柔らかい状態で仕上げられているのでとても便利です。
運動も骨の強度には重要で、転倒に気を付けながらもラジオ体操をしたりしています。
ただし椎体が大きくつぶれてしまった場合神経を圧迫してしまうこともあり保存療法を行っても痛みが取れないこともあるのであまり無理をしない方がいいでしょう。骨密度は1か月に1回測りますが少しずつ回復しているのを見て、やりがいを感じているみたいです。
ちなみに骨粗しょう症になりやすい人は小柄な人、妊娠経験がない人、運動不足の人、ステロイド系の薬品を長年使っている人がリスクが高いそうです。