Caloo(カルー) - 父が間質性肺炎の肺線維症に。入院後、数週間で他界。 : 病気体験レポート
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父が間質性肺炎の肺線維症に。入院後、数週間で他界。

しぃこ  (40歳代・女性)

オススメ: 5,077views 2014年12月08日投稿 8votes 0comments

父の病気が発覚したのはさかのぼること7年ぐらい前だったそうで、娘の私は入院する前に知りました。
薬を飲んで進行を遅める他方法がなかったらしく、父は7年前から治すことをあきらめていたみたいです。

2014年の5月に少し歩いただけで息苦しくなってきたため再度受診したところ肺が真っ白な状態に。
このまま風邪を引いたら肺炎を起こして大変なことになるといわれて、風邪をこじらせないように気をつけていた矢先、2014年6月に風邪をひいてしまい熱を出して入院しました。
そこから20日後に父は享年72歳でこの世を去りました。

入院生活は、最初のうちはまだ話もできるし1週間ぐらいで退院できるだろうなんて笑いながらお話出来た状態でした。しかし、日に日に息がとても苦しくなってきたらしく、夜中も眠れないのか幻覚を見てしまったり、無意識に酸素ボンベを取ろうとしたりして、看護師さんに手足を縛られてしまいました。
母がそれではかわいそう過ぎると手足だけは縛らないでと看護師さんに言って次の日からは母が夜中寝ずに見ていたそうです。
入院10日目ぐらい経ったころにはそんな元気もなくなり、終始昏睡状態が続き最後はスーッと息を引き取りました。

私は、何かしら治る手段はないかと調べに調べつくしたところ、この病気は宣告されて余命5年と何と短命だったのです。もっと若いうちになっていれば漢方やらアロマやらで何かしらの手立てはあったみたいです。

間質性肺炎の中でも肺がスポンジ化して硬くなっていく肺線維症という難病認定の病気で治る手立てはいまだに研究中という厄介な病気でした。ほんの数週間の入院でまさか亡くなるとは家族はだれもおもっていまでした。
もっと風邪に気を付けていればとかいろいろと後悔が残ります。早く優秀な方々がこの病気で治る新薬を開発してほしいです。

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