喘息持ちの父が肺炎で入院。無事に生還できました。

父はタバコを吸う喘息持ちでした。いつも季節の変わり目は喘息のせいで少し息苦しくなるので本人もあまり深刻に考えず、今回も息苦しいのを耐えていました。

ですが今回はいつもと違って普通に息をするのにもゼーゼー音がし、息苦しさはどんどん増していくので近くの内科に行くと、なんと、脳にいく酸素の量が人の半分しかなくこのままだと脳障害を引き起こすというレベルまで達していたのです。

すぐ救急車で緊急配送されて緊急治療室に入り、人口呼吸器や透析、色々な検査の線が父に繋がり、抗生物質のせいで誰だかわからないくらい体中がパンパンにふくれあがる父を目の前に、先生から「命の保証はないです」と言われた時にはその場で号泣しました。

しかし意識のない父は頑張りました。命をとりとめて一般病棟に移ってからは喉に管を通しているため声は出ませんが意識を取り戻しました。

そして喉の管をはずし半年ぶりに父の声を聞いた時は家族はもちろん看護師も目がうるうるしていました。

普通の肺炎で入院しても普通なら1か月くらいで退院できるところを、父はすぐに病院にいかず血液にまで菌が充満して生死をさまようくらいの重体になってしまいました。
もし喘息持ちで息苦しいことがあっても我慢しないですぐに病院に行くことをおすすめします。

以後父は鼻からチューブで酸素を送りながらの生活ですが、退院して元気に孫と遊んでいます。