以前から朝はだるく、雨や寒暖差で頭痛、お腹を下しやすい症状が出ていました。
顕著に出たのは喉に違和感、風邪を引くと必ず喉がただれ長引きました。
足も浮腫みやすく、歳かな?なんて思っていましたが、健康のため運動を始めると悪化。筋肉痛が治らなくなりました。
喉の違和感は増し、舌が回り辛くなり、声もしゃがれました。
何を食べてもお腹を下し、それなのに体重は減らない。
髪の毛が抜けやすく、指は常にガサガサ、記憶力は低下。
何かがおかしいとは思いましたが、何科にかかればいいか分からない。
体調の不調と比例して、気分も落ち込みやすく、特に雨の日は朝も起き上がれず仕事を休む日が増えました。
鬱病なのかな?と疑うも、そんなに大きなストレスを抱えていないので、自分で自分が信じられない日々が続きました。
受診のキッカケとなったのは手が痺れたことです。
一生懸命調べると、手根管症候群の可能性がありました。
そして手根管症候群と合併しやすい甲状腺機能低下症を知りました。
症状が当てはまるものが多く、点と点が繋がっていくような感覚でした。神経内科で相談しまず手根管症候群を診断していただき、紹介状を書いてもらい大学病院へ。
検査を繰り返すと、TSHは基準値の100倍、550を超えていました。
「非常に辛い日々を過ごされましたね」と先生に声をかけられ、やっと今までの苦しさの原因が分かり、涙が止まらなかったのを覚えています。
薬を飲み続けると、瞬く間に体調が良くなり、普通の人は毎日をこんな楽に過ごしていたのか!と驚きました。
今も数ヶ月に一度は検査をし、薬の量を調節していますが、副作用もないので、まるでこの薬が自分の元気の源だと思い飲んでいます。