尿管結石で度々襲い来る耐えがたい痛み。座薬よりも漢方が効きました。

夏に尿管結石になりました。
最初の異変は夜おしっこをしたところ濃い紅茶のような血尿が出ました。
この時点では特に体調に変調はありませんでした。
次の日街の泌尿器科でエコーと尿検査をうけたところ右の腎臓に小さい石があるとのことでした。尿はキレイになってましたが少量の血液が認められました。
特に対処方はないのでそのままとの説明だけでした。

その三日後、夜洗い物をしていると腰の辺りに沢山座っていた日にあるような腰のハリを感じました。しかし徐々にそのハリの様なものが膨張していくような感じがあり腰痛とは違うとすぐにわかりました。

そこから5分ぐらいで体験したことのない鈍痛のようなものが強くなり動くのも辛くなり救急車を呼びました。
痛すぎて転げ回ってないと意識が飛びそうな痛みが続きます。
救急車に乗る際も身体を動かしていないと痛みに意識が集中して苦しすぎたのでダッシュで救急車に乗りました。
病院につく直前で痛みが引いてきてケロっと痛みがなくなりました。
念のためとロキソニンだけ出されて終わり。恐らく尿管に石がつまり疝痛と呼ばれる痛みが出たわけですが、石が動いて痛みが急に引いたと思われます。

その後石が出やすくなるお茶などを購入して飲んだりしましたが
特に変化がなく1ヶ月。
またも夜同じような腰のハリを感じ急いで来るまで夜間病院へ。
着くと同時に痛みはかなりひどくなり痛み止めの注射をされました。
5分ほどで効いてくるとのことでしたが、むしろ痛みは強くなるばかりで
受付で倒れてしまいました。そこからまた七転八倒。
そのまま車いすで診察室に運ばれ、泌尿器科の担当医がいる病院に救急車で搬送されました。救急隊の方には結石の際は車やタクシーでなくすぐに救急車を呼んで欲しい、人が感じる痛みの2位の痛みだから無理しないといわれました。

病院到着後も痛みはひどく、ストレッチャーからも落ちないように囲われるほどでした。結石の痛みの際の最初の対処として一般的なボルタレンサポ座薬を入れられCTスキャンを受けました。その後あまりの痛みで吐き気が出て少し履きました。ボルタレンサポもあまり効かずモルヒネなどの注射も候補でしたが
何とか帰宅し朝方寝ましたが12時間痛みが続きました。

腎臓近く、尿管の途中、膀胱の直前の三ヵ所詰まりやすいところがあり
そこで痛みを出すことが多いそうです。

その五日後夜寝ているとまた痛みで起きました。
その際にもらっていたボルタレンサポを使おうとも思ったのですが、まだ
痛みに余裕があったのでネットで調べて買っていた芍薬甘草湯という漢方を飲んだところ10分かからないぐらいで痛みが和らいできました。
エビデンスによるとボルタレンよりも疝痛に効くとの報告もあるようです。
ボルタレンサポは座薬なので夏など持ち歩くと溶ける可能性がありますが、漢方はツムラの場合スティックに入っているので安心して持ち歩けます。

その2日後に朝今までと違う痛みがきて5mm3mmの大きさの結石が出てきました。

結石持ちの方は漢方おすすめです。