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数年前から痰が絡んだり咳が出る時があり、もうすぐ50代で喘息になりました。

のんの  (50歳代・女性) 2017年03月29日
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病気
気管支喘息
製薬
カルボシステイン錠500mg「JG」、シムビコートタービュヘイラー60吸入、モンテルカスト錠10mg「KM」

もうすぐ50代になりますが、この年齢でまさか喘息になるとは思ってもみませんでした。
でも、大人になってから喘息になる人はかなり増えているそうで、私のように中高年で発症するのも決して珍しい事ではないそうです。

数年前から年に1~2回程度、痰が絡んだり軽い咳が出る時がありました。
主に食後や夜に痰が絡む事が多く、咳はどちらかというと痰が絡む事で出てしまうという感じでした。
元々アレルギー性鼻炎があり、春や秋といった決まった季節になると耳鼻咽喉科に通っていたので、そういった季節的要因もあったのかもしれません。

今思えば、これが喘息の始まりだったのかもしれませんが、その時は風邪かなと思い、症状が長引く時は内科に通っていました。
内科で処方された去痰薬と咳止め薬で症状が改善していたので、あまり気にしていませんでしたが、体の中では炎症を繰り返していたのだと思います。

症状が悪化してきたと感じたのは、夜寝ている時でした。
毎日常に痰が絡み始め、喉や胸の辺りでゴロゴロと音が鳴って、横になると息苦しくなり、夜中に度々起きてしばらく座っている事もありました。
とにかく痰を吐き出しくて、無理に咳払いをしたのも症状が悪化した原因かもしれません。
でも、痰は奥の方でゴロゴロ鳴っているばかりで、なかなか上手に吐き出す事が出来ませんでした。

これは内科より呼吸器内科で調べてもらった方が良いと思い、そこで始めて呼気NO検査、呼吸器機能検査、モストグラフ検査といった専門的な検査を受けました。
基本的に、息を吸ったり吐いたりするだけの検査なので、体への負担も少なく楽に受ける事が出来ました。
以前、内科で喀痰検査を受けた事があるのですが、あの時は去痰薬のせいか、喉に詰まりそうなくらい痰が出て苦しかったのと、痰を吐き出してケースに入れるのがどうも気持ち悪くて苦手でした。
それに比べると、とても簡単で楽でした。

初診の検査結果は、もう笑うしかないくらい酷く、肺年齢81歳で肺疾患の疑いありと診断されました。
呼気NO検査も35ppb超でとても高い数値とされている所、180ppbもありました。
他の肺疾患がないかレントゲン等の検査も受け、そこで初めて喘息と診断されました。

薬は吸入薬、去痰薬、気管支拡張薬、抗アレルギー薬を処方されました。
これらの薬が私にはかなり効きました。
4~5日くらいで症状が軽くなり、1週間を過ぎた頃には全く症状が無くなりました。
あれほど奥の方でゴロゴロしていた痰が一体何処に消えてしまったのかという感じです。

2回目の診察で、思わず先生に「自分でも拍子抜けするくらい治りました!」と言ってしまったのですが、それでも呼気NO検査はまだ100ppbを超えていました。
先生は「薬がすぐに効いたのは良かったですね。」とフォローしてくれましたが、内心、実は喘息ではないのかもと思っていたのでがっかりしました。
痰の症状は無くなったので、もう去痰薬は処方されませんでした。

3回目の診察で、再び1回目と同じ検査を受けました。
肺年齢58歳、呼気NO検査も50ppbに下がりました。
まだ数値としては高いですが、初診の時に比べると劇的に良くなりました。

現在も治療継続中です。

他の病気も同じかもしれませんが、喘息の治療は思ったよりお金が掛かるように思います。
今は2週間毎に通っていますが、3割負担でも検査と薬で5千円近く掛かるので、月2回通うと1万円近い出費になります。
現在、婦人科疾患や貧血でも通院している為、治療が長期間ともなると、正直この出費が続くのは痛いです。
出来るだけ病院には通いたくないので、早く良くなって(自分的にはすっかり良くなった感じではいますが…)スッキリしたいです。

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