Caloo(カルー) - 長期間続く咳は、ぜんそくかもしれません。 : 病気体験レポート
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長期間続く咳は、ぜんそくかもしれません。

きく  (40歳代・男性)

オススメ: 402views 2016年11月10日投稿 1votes 0comments

私は22歳頃から毎年、秋頃になると咳が出始め1ヶ月〜2ヶ月続くような症状が始まりました。

今思えば咳がそのように長い期間続くのはおかしいと思ってもいいのですが、当時はそういう風邪なのかな?と勝手に判断して、最初の2年ほどは特に気にすることもなく過ごしていました。

3年目ぐらいになると、毎年発症することや症状が出ている期間が長いことからおかしいなと思い始めました。ときには吐いてしまうほど深く咳き込んでしまうことや、咳によって寝付けない日もあるほどになっていました。

周囲の友人に相談してみると「アレルギーではないか?」という意見をもらい驚きました。そこで調べてみると確かにアレルギーで気管支に炎症が起きて咳が出るという症状を知りました。

そこで呼吸器内科にかかりました。そこでメプチンやアドエアなど、喘息の治療薬としては一般的な吸入薬を処方してもらいました。アドエアのような粉末タイプの吸入薬はかなり深く吸い込まないといけません。

当時の私はよくわかっておらずいい加減な使い方をしてしまっていたため、症状があまり改善しないまま、季節が冬になると咳が収まったためにまた症状のことを忘れていったのです。

ところがそれ以降も秋になると同じ症状が出るため、改めて別の呼吸器内科にかかりました。(引っ越しをしたためです)

そこでは薬の正しい使い方(深く吸うこと)を教わったり、症状が酷いときに服用するステロイド(プレドニン)や飲み薬(コデイン液)を処方してもらい、症状を軽減させることができることがわかりました(ちなみに吸入薬としてはサルタノールやシムビコートを使用していました)。

それから私は喘息症状があるということをはっきりと認識し、付き合っていくことになりました。

まずわかったのは喘息の咳がでやすいのが、春と秋であること。これは気温の変化が主な影響だとことらしいです。そして、その季節がすぎると一時的に症状は和らぐものの、炎症がくすぶっていることも知りました。ここで、軽くなったからといって予防薬の吸入をサボると、次の季節にひどくなってしまいます。特に、いわゆる風邪の状態になってしまうと、そこから咳がひどくなっていくことを何度も経験しました。

成人してからの喘息は長期戦を覚悟する必要があります。

少し咳がでつつあるなというときはすぐに頓用の吸入薬を使うこと
症状が軽くなってきたなというときでも、医師の指示通りに予防薬を使うことが重要です。

そして、自分の特性を知ることも重要です。

どのような気温・天気のときに症状が重くなったか、どのような行動(食事や飲酒、運動)が咳に影響があるのか。付き合っていくうちにだんだんわかってくることがあります。それらを知ることで咳の悪化を未然に防ぐ事ができるのです。

ただの咳と甘く見ずきちんと診察を受けるのが良いと思います。
喘息症状の方は一生付き合っていくつもりで、一緒にがんばりましょう。

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