最初は親知らずが痛みだしただけでした。
左下の親知らずが腫れて痛むので
近所の歯科で診てもらうと
腫れている現状態では抜けないので
腫れがひくまで待ちましょう。と言われ1週間後にまた歯科へ。
するとまだ腫れがひかず、また1週間待たされ。
また7日後に行くと、同じ事の繰り返しで
合計4週間ただただ放置されました。
そして4週間後、こんなに腫れがひかないのは
おかしいと紹介状を渡され総合病院へ。
そこでの診断は口腔癌の末期でした。
レントゲン検査をすると、
すでに左下顎の骨はほとんどなく
よくこの痛みに耐えていましたね。と言われ
命の期限を言い渡されました。
すぐに入院、そして放射線治療。
左頬に直接放射線をあてるので
口の中は口内炎だらけになり食事も苦痛。
そのうち小さい穴が頬に開き
その穴がどんどん大きくなっていき
食べ物もそこからこぼれ落ちるようになり
あとは点滴だけの日々でした。
残り半年と言われた命でしたが
宣告された日から1年半頑張りました。
もし歯科で4週間待たされなかったら
もし4週間早くに癌治療を始めていたら
どうなっていたのか…なんて
今更考えても仕方ありませんが
親知らずが腫れただけで総合病院に行く人が
いったい何人いるでしょう。。
歯の痛みも歯肉の腫れも
癌に繋がるかもしれないということを
覚えておいて欲しいです。