とにかく痛みが苦手な自分。
子どもの出産も迷わず無痛分娩にしたほど。
そんな私が、怖がることなく抜歯できた歯医者があった!
人生で初めての抜歯、全く顔が腫れません。(周囲から聞いていた話と違う!...
とにかく痛みが苦手な自分。
子どもの出産も迷わず無痛分娩にしたほど。
そんな私が、怖がることなく抜歯できた歯医者があった!
人生で初めての抜歯、全く顔が腫れません。(周囲から聞いていた話と違う!)
感動しました。
(注意)
超詳しく書きました。なので、時間のない方は最後の【良かった点】だけ読んでください。
【全体の概要】
親知らず抜歯、合計3本。
①右上の真っ直ぐ生えた親知らず1本。
②右下の真っ直ぐ生えているけど、根が曲がっている親知らず1本。
③難易度高と言われる、水平埋伏した親知らず(=水平埋伏智歯)1本。
→私の場合、歯茎から1ミリ程度、顔を出していました。(写真1)
【所要時間と料金】
①5〜10分 4340円 ※初診料、レントゲン、お薬含む
②約30分 5780円 ※お薬含む
③約1時間 6260円 ※お薬含む
【ビビリの私がここを選んだ理由】
「親知らず、抜歯、痛くない」で検索。
こちらはEPARKさんの口コミに、親知らずの抜歯について多く書かれていました。
Googleマップの口コミでも高評価を得ています。calooには口コミが少なく。
この記事(https://doctorsfile.jp/h/18875/df/1/)も読みました。
「切らずに済んだ」という口コミがいくつかあったので、気になり電話。
すると、院長が直接対応してくれて「まずは相談だけでも」ということで行ってみることにしました。
<後述①>院長がワンオペ。
【抜歯を決心した理由】
親知らず抜歯の「相談」をしに伺ったのですが、
院長は私の口の中を見るなり「右上の親知らずは、今日抜いてしまいましょう」と。
私は「今日は相談だけでいいです!」と抵抗しました。
が、「15分以内で終わっちゃうよ?」と言われ、そんなに早いのか??と驚き、
ついつい「そんなに早く終わるなら」と承諾してしまいました。
「今日抜くつもりはなかったので、心の準備が、、、」と怖がっていると、
院長に「心の準備はしない方が楽だよ」と言われました。
院長、テキパキと麻酔。
!!!
痛くない!
他院で経験している虫歯の時の麻酔注射よりも痛くありません。
チク、もないし、チゥゥゥーって入っていく痛みもない!!<後述②>
驚いていたら、院長「ちょっとギシギシするよ」と言って、
ペンチみたいなもので、親知らずを掴んでグリグリ。
何回かそれをやられた後、コロっと親知らずが抜けました。
「終わったよー」と院長。
!!!
まじで早い!痛くない!
びっくりするほど呆気なく終わり、怖がって騒いでいたことが恥ずかしくなりました。
院長「今日抜いて良かったでしょ?もし今日抜かないでいたら、抜く日になるまで怖がって過ごすことになっていたでしょう」と。
その通りだったと思います。
あまりに痛くなかったので、他の2本も、この先生に頼みたい!と思いました。
【この勢いで、2本目抜歯】
初回(1本目)があまりに呆気なく終わったので、次に②を抜歯。
院長いわく「根が曲がっていたから、少し大変だった」と言っていました。
が、私としては呆気なく終了。
こちらは抜歯の6時間後あたりかな、麻酔が切れてきたあたりで、
ゆるーい、何か気になるなぁ程度の痛み(痛みと書くには失礼かもレベル)。
院長から痛み止めを3日分もらいましたが、
抜歯当日の夜に1錠飲んだだけで、翌日は痛みなし。
(今思えば、飲まなくても問題なしでしたが、何せビビリなので、とりあえず飲んで寝ました)
もちろん、顔が腫れることはありませんでした。
【横向きに埋没した親知らず】
②から2週間を空けて、③に挑戦。
もはや①と②が痛くなかったので、あまりビビらずに来院。
しかし「今日のは今までほど簡単ではない。ちょっと大変。」と院長。
なので、ドキドキしてきました。
というのも、横向きに埋没した親知らずというのは、通常であれば超痛いらしい。
一般的なやり方はまず、歯茎をメスで切って見えなかった歯をむき出しにし、
さらに歯の根の周囲にある骨を砕いて、親知らずを取り出す、
という方法をとるため、相当痛くて顔が変形するほど腫れるらしいです。
(下記URLは全く関係ない歯科さんのですが、通常の埋没親知らずの抜歯方法について分かりやすく書いているので、参考までに↓)
https://2525.biz/post/wisdom/
いよいよ施術開始。
院長、相変わらず麻酔の注射は痛くなく、
何回も打たれるのかとビビっていましたが、これまでと変わらない感覚。
「でもきっと、ここから先、大変なんだろう」と私は心の中で思いました。
次に院長は、歯を削るキーンって音のするやつで、ガリガリ削っているようです。
削る削る削る、途中耳かきみたいな器具で、何かガリゴリ。で、また削る。
「もしかしたらシミるかもしれない」と院長。
何度か染みた(気がした程度でしたが)ので、「うっ」と先生に染みたよアピール。
基本的には削る、吸う、耳かきみたいなので掻き出す、ようなことをしている模様。
たまにペンチみたいなので、引っ張ってる?ようだけど、ツルって滑っちゃってる!
「今滑ったのかな。もう一回ペンチで引っこ抜こうとするのかな??」と
私がドキドキしていると、先生はもう同じことはやらないみたいで、
器具を持ち替えて、また削り始める。<後述③>
30分くらい?経ってくると、だんだん口を大きく開けるのが辛くなってきました。
先生が器具を持ち替えてる隙きに口を閉じて筋肉を休ませました。
その後も、先生はひたすら削る、吸う、掻き出す、時にペンチ、、、
この流れを繰り返していて、色んな方向、角度で私の顔の周りを行ったり来たり。
先生が時折「はぁはぁ」と息が切れていて、
集中した作業をずっとやっている緊張感や、硬い歯を削る肉体的疲労が見えました。
で、急に「終わったよ」と院長。
え?
私は、「いつ骨を砕かれるんだろう」そう思って、一番痛いであろうその瞬間を待っていました。
が、なかなかそれが来ない。
そう思っていたら、なんともう終わっていた!!ええ!?
起きてみると、先生の机上にはバラバラに砕かれた歯の破片が。
院長「切らないでできたよ」‥‥‥!?
院長によると、歯茎にメスを入れずに、もともと親知らずが顔を出していた直径1ミリの穴から、地道に親知らずを砕き、その穴から砕いた歯の破片を取り出す、これを繰り返して、歯の根っこまでカチ割って、取り出したそう。だから、歯茎も切ってないし、周囲の骨も砕かずに済んだらしい。
…なんて、なんて地道すぎる作業!!<後述④>
院長「歯を取り出すのに、1ミリだった穴は5ミリくらいには広がっちゃった。それでも、歯茎を切るよりかは、ずっと回復が早い方法なんだ」とのこと。
ということで、全く痛い瞬間がないまま終わりました。
つまり私は何も大変なことはありませんでした。
むしろ抜歯後に、院長が腰に手を当てて椅子に座ったのを見て
「大変だったのは私ではなく院長だったのか」と知りました。
【抜歯後、食事はできたの?】
私は抜歯当日の夕飯も普通の物を食べることができたし、
翌日も大きく腫れることはありませんでした。<後述⑤>
その後としては、院長に「消毒のために、翌日もう一回来れるかな?」と言われたので、
抜歯の翌日に消毒してもらって、全行程が終了。
【良かった点】
①待ち時間がない。
院長が一人で受付、施術、会計までやっている為、無理なスケジュールを組んでいないのだと思う。
予約時間に行けば、院長が待機してる状態でした。
②麻酔が上手。
親知らずを抜歯する際に使用する麻酔用の針は、2センチほど刺すらしいです。
刺された瞬間や、深部に達した感覚はもちろんありましたが、
「痛み」と書くには申し訳ない程度です。
インフルエンザの予防接種のほうが絶対痛いって感じでした。
③無理しない、絶対。
メスを入れないだけでなく、歯茎に無理をかけない、というのを徹底しています。
一度うまくいかなければ、再び同じことをやるというのが、なかったです。
それが歯茎に無理な力を加えることになり、結果傷つき、それが炎症を起こして痛みになるから。
④医師の「やりやすい」より、患者のベストを。
普通、歯科医師は「見えてない親知らずは、歯茎を切って、取り出す」と習うし、そうして抜くものだそうです。
それは私でも想像がつきます。
でも、地道に歯を砕けば、大きくメスを入れる必要がない。
だから時間をかけて、必死に院長は歯を砕いていました。
小さな歯の破片を取り出すのだって、めっちゃ器用でないとできません。
院長は「こんなやり方してる人、ほとんどいないと思うよ」と笑っていました。
そこで、この口コミを書くにあたり、「親知らず、抜歯、痛くない、東京」でググり直しました。
確かに、メスを入れる方法を書いている歯科はありましたが、
院長のやり方をあえて書いているところはありませんでした。
(親知らずの抜歯方法について書いてある所自体、ほぼなかったので、比較検討できませんが)
⑤腫れない
親知らず抜歯は顔が腫れてうどんしか食べられないというイメージでした。
しかし、それを覆します。
<注意>
長く書きましたが、ここまでのことはあくまで私の場合です。
私の「横向きに埋没した親知らず」は、院長いわく、レベルは{普通}だそうです。
もっと根が曲がっているなどあれば、時間は倍かかるそうです。
さらに歯が骨にどれくらいの力でくっついているかも、実際に施術をしてみて初めて分かるそうです。
院長は「痛覚は人それぞれ。それにどんな難しさがあるかは、やってみないと分からない。
だから、「抜歯は絶対痛くない」なんて、言えない」と言っていました。
「でも、そこを常に目指している」とも言っていました。
<参考>
今回の口コミを書くために、親知らずの抜歯について少々調べました。
様々な方向、深さの親知らずがあることがわかりました。
以下、他院のページですが、その症例をみることができます。
https://basshi.net/shourei
ご自身の親知らずがどんな状態かを知っておくと、抜歯方法について医師に詳しく聞ききやすいかもしれません。
この口コミが、私のように痛みに弱い方の、参考になれば幸いです。
来院時期:
2021年07月
投稿時期:
2021年07月
待ち時間:
3分未満
その他 |
薬:
ロキソニン錠60mg、カロナール錠200
|
料金:
5,000円
※だいたいの金額です。詳細は本文を見てください。 |
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