予約制だが毎回10-30分は待つ。待合室は混んでいる。常連と椅子が多い。
看板には広岡クリニックとあるだけで科の記載はなく、医院入り口も通りから奥まった位置にあるエレベーターで3階までのぼるので、通...
予約制だが毎回10-30分は待つ。待合室は混んでいる。常連と椅子が多い。
看板には広岡クリニックとあるだけで科の記載はなく、医院入り口も通りから奥まった位置にあるエレベーターで3階までのぼるので、通院が人目につきにくい。
ベテランの男性医師一人の個人クリニックで、リハビリ等を行うフロアが同じビルに複数あり、院内処方(後発医薬品はない)のため全てこのクリニックでまかなえる。
初診は45分程度時間をとるが、以降は患者1人につき診察時間5分程度、長くて15分。名前を呼ばれ診察室に入り1分足らずで出てくる患者も多い。
あたり柔らかく話を聞くという姿勢、明確に言い切る事をしない柔らかな物言い、診断基準に固執しないというスタンスで柔軟さがある。しばしば医師自身のポリシーや考えを話すことに診察時間を使う。患者に対して自著の宣伝も行う。質問に答えるとこちらの回答をカルテにメモしているがその間邪魔しないよう黙って待つ事にも診察時間は消費される。
かようにいかんせん患者の数が多く、話をする時間ははじめからないので医師に自分の症状や状況、問題の包括的な理解や継続的な把握は期待するものではない。診察の間隔が空くと思い出したように患者の状況を質問してくるが、その質問は初回にもしている。質問の意図が不明な事もしばしばある。今現在の症状だけを簡潔に話し、その症状を緩和し日常生活を送る助けにしているので継続して薬を出してほしい、といった現実的具体的事務的な要求をするのを主にするの向いている。
一般には長期の継続した経過観察や、第三者への聞き取りが必要な診断をチェックリストを埋めるテストと「話していれば自分にはわかる」という理由でその場で下してくれた。
初診のあと処方される薬で、生活上の支障をやりすごすことができ、継続的にその薬を頓服としてセルフコントロールしながら使うやり方で付き合うのならば、実に有効なクリニックであると自分は判断した。
来院時期:
2020年11月
投稿時期:
2021年01月
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