セカンドオピニオンで手術が回避できた腰椎脊柱管狭窄症。

しばらく歩くと脚にしびれや痛みが出るようになりました。
でも少し休むとまた普通に歩けるという状況が2年くらい続きました。特に右側の腰から足にかけてしびれやだるさが増していき、デスクワークをしていても長く椅子に座れなくなってしまいました。

整形外科で診察してもらうと腰椎脊柱管狭窄症ということでした。もともと太っていたので、体重のせいもあったのかと思います。最初に診察してもらった病院ですぐにブロック注射をしてもらいました。
その時は、痛みも取れて快調だったのですが、またすぐに痛みが出てしまったので、先生に相談すると「完全によくなるには手術しかない」と言われてしまいました。私もほとんど手術の方向で意志を固めていて、手術日まで決めていましたが、友人から「腰の手術は失敗すると下半身不随とかになるんじゃないの」といわれて急に怖くなってしまいました。

そこで、思い切って手術日を伸ばしてもらって、地元でも評判の腰の治療に実績のある病院に行って事情を話ました。すると手術は最後の手段として残しておいて、ほかの保存療法でしばらく緩和治療で様子を見てみたらどうだろうかという提案がありました。

腰椎脊柱管狭窄症は体重を減らして負担を減らすことで楽になることもあるし、腰椎コルセットによって痛みを減らすこともできるということでした。私も手術が怖かったので、減量をしながら症状が軽くなればいいなと思って、このセカンドオピニオンの先生の治療方針に従うことにしました。

減量にも積極的になって、半年で6キロくらい減らした結果、腰への負担が少なくなったせいか痛みも徐々に軽くなってきました。今回のことで実感したのは、手術は簡単にできるかもしれませんが、場所が場所だけにもっと慎重になるべきじゃないかということです。
もし少しでも不安や疑問があったら、病院を変えてセカンドオピニオンの意見を聞くべきだと痛感しました。